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SHELLYの性教育に称賛 子供が「やめて」と言ったら大人も絶対にやめる

エンタメ

SHELLYが、子育ての中でとても大切にしていること。「あなたのNOには力がある」ことを教えるために……

23日放送の『あさイチ』(NHK)に、タレントのSHELLYが出演。「子供たちに性の話をどう伝えるか」というテーマにおいて、SHELLYが子供たちと接する際に徹底して行なっていることを明かした。

SHELLY

■「やめて」と言われたらすぐやめる

番組には、「小2の息子が遊んでいたときに、女の子に抱きついて嫌がられた。先生に叱られたけどピンときていない……どう教えればいい?」という相談が寄せらた。

こうした場合、子供にはまず「『やめて』と言われたらやめる」というのを教えることが重要であるとされ、SHELLYは「ここの教育は私もすごく大事にしています。『やめて』を絶対に2回言わせないっていうのをやっています」と話す。

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■「あなたのNOには力があるんだよ」

自分も相手も大切にできる人に成長できるよう、「『やめて』って1回言われたらやめるんだよ、というのを子供にも教えていますし、娘たちには『あなたのNOには力があるんだよ』っていうことを教えている」とSHELLY。

例えば、遊んでくすぐっているときに「やめて」と言われたら、絶対にピタッとやめるよう周囲の大人たちにも徹底してもらうようお願いしているそう。

「『やめて』と言っても、大人はやめてくれないんだって思ったら、自分のNOには力がないんだって思わせてしまう。大人たちもこれすごく大事だと思います」と呼びかけた。

■「素晴らしい…」多くの反響

たとえふざけて遊んでいる最中であっても、自分の「NO」が受け入れられた経験はとても重要。

SHELLYの徹底した教育方針に、「自分のNOには力がある。SHELLY みたいなお母さん素晴らしい」「嫌だ、やめてって声を上げても力が強い相手に抑えこまれ続けたら、抵抗する気力がなくなるよね。子供の頃から嫌だって気持ちを肯定されるの大事」など、多くの反響が寄せられている。

中には「イヤも好きのうちって勘違いしてる人ぜひ聞いてほしい」と、弱者を追い詰める都合の良い謳い文句が存在することに、苦言を呈する声も見られた。

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■約4割「自分は断れない性格」

性的同意の問題に関わらず、人との関わりの中でとても大切な「自分のNOが受け入れられる経験」。ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,589名を対象に実施した意識調査において、全体で39.1%の人が「自分は断れない性格だと思う」と回答している。

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「NO」と言えることも大切だが、それ以上に相手からの「NO」をちゃんと受け入れることが、自分も相手も大切にするという意味では最も重要なことではないだろうか。

(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)

衣笠 あい

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年2月1日~2019年2月4日
対象:全国20代~60代の男女1,589名(有効回答数)

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