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京都・河原町にあるベーカリー〈Walder〉へ。本格的なドイツパンから、京を感じるパンも。

今回は、久しぶりに東京以外で『朝パン日誌』!京都の河原町にある〈Walder(ワルダー)〉さんに行って参りました。久しぶりの京都の街、当たり前にいたはずだった外国のお客様がいないのがとても不思議にうつります。それでも朝からお客様が訪れ、たくさんのパンを手に帰られる活気のある店内を見て、なんだかうれしくなりました。

旅行・おでかけ

京都らしいパンもあるダー(ダ、ダジャレ…)

京都の中でも中心地、河原町から徒歩圏内にある〈Walder〉さん。朝早めの時間帯に到着すると幸せな光景が広がっていました。少しレトロなくすみピンクとブルーグレーの店構えから中をのぞけば、一面ぎっしりとパンが並んでいるではありませんか!ドアを開ければ目の前に、パン好きにはたまらない、心躍る、胸弾む光景!あぁどれにしようと自分の優柔不断さに呆れるほど選びたい放題で、嬉しい悲鳴が心の中でえらいこっちゃ。今回は一目惚れのものと、悩みに悩んで選んだものと五分五分といったところでございます(何の報告)。

「ポンムカネル」。

くっきり反り立つエッジは、おいしいのバロメーター。

りんごの下にとろりと潜むのはシナモンクリーム。

サクサクのパイの間を縫うようにして泳ぐシナモン。その香りに寄り添うようにしてリンゴが存在しています。ルックスを見るからに、リンゴが主役なので、ぶっちぎりでリンゴの味が前に来るかと思ったら、あら驚いた。パイのサクサクから滲み出るバターやシナモンクリーム、ずらりと重ね並べられた薄切りのリンゴも、みんなみんなフレッシュな味わいで、いい意味でどの子もムンムンと色気を放ったり個性を主張しすぎたりしないのです。いつまでも雑味がなく、見た目以上にすっきりとした、透明感のあるデニッシュ。

「グリーンカレーとチキンのフォカッチャ」。

上から見れば、もはやピザ。立派な1品です。

グリーンカレーmeetsとろけるチーズfeaturingフォッカッチャ。おいしいに決まってる!

見てください、この「オールスター集めました」みたいな華のあるルックス。手に取らない方が不自然だっていうほど、一際オーラを放っていました(※個人の見解です)。食べてみるとフォカッチャがほろりと崩れます。ぬちっと粘度あるフォッカッチャではなく、もっちりとしていながらどこか歯切れのよい生地なんです。そこにシャッキシャキの夏野菜(ついこの前まで夏でしたよね)と薄切りの鶏肉が美しく並べられ、一つ一つの素材が生き生きと旨みを放ちます。
グリーンカレーはピリッと少し舌にスパイスを感じる辛さがちゃんとあって、そこからトロけて混ざり合うチーズがぐんとまろやかさを広げて、深みのある味わいに。グリーンカレーに入っているひよこ豆が時折顔を出すと、野菜や肉とは違う質感でホロリと崩れて時空が歪む(気がする)のが、これまたオツなのです。塩味が結構強めなので、朝だけじゃなく夜パンにも向いているかも!

「京のおだしパン」。

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