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それって本当に自己投資?お金が貯まる人と貯まらない人の習慣の違いを考える

節約・マネー

「節約しているつもりなのに中々貯まらない…」「コロナ禍で今後の経済活動に不安が…」など、お金に関する悩みを抱えている人も少なくないかもしれません。「お金が貯まる人=収入が多い人」と思いがち。けれど、実際は年収300万円で貯蓄1,000万円の人もたくさんいて、年収1,000万円なのに貯蓄ゼロという方も少なくありません。ちょっとした習慣を見直すことで、お金が溜まりやすくなるんですよ。

お金が貯まる人の習慣とは

1. 安いよりもちょっと良いものを選ぶ

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Photo by Angela Bailey on Unsplash

「なんとなくお金を使っている」という「ラテマネー」が習慣化している人は、お金が貯まらない傾向に。ラテマネーとは、1回あたりの金額は少ないけれど、日々何気なく使っているお金のこと。アメリカのファイナンシャルアドバイザーであるデヴィッド・バック氏の著書に出てくる言葉です。

例えば、特に用もないのにコンビニに寄って買うつもりのなかったお菓子を買ってしまったり、コーヒーが好きだからと行って毎日通勤途中にあるコーヒーショップ立ち寄ってしまったり…贅沢な買い物ではないけれど、塵も積もれば山となる。それを週に数回、もしくは毎日繰り返していくことで徐々に支出は増えていきますよね。

何となく使ってしまう傾向にある人は何を買ってしまいがちなのか分析して見て下さい。コーヒーを毎日外で飲むという方であれば、自分でランクの高い豆を使ったコーヒーを淹れるようにしてみたり、コンビニスイーツを買ってしまう方だったら、オーガニックナッツやドライフルーツを持ち歩くようにしてみたりするのがおすすめです。ポイントは「ちょっと良いもの」を選ぶこと。

ラテマネーは手軽に買えるから何気なく使ってしまう傾向があります。ちょっと良いものを選ぶことで、買うという行動の頻度を下げることができます。ちょっと良いものの方が満足感もあり、体にも優しいですしね。

2. 目玉商品を求めて買い物に行きすぎない

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Photo by Boxed Water Is Better on Unsplash

1円でも安いものを求めてスーパーのはしごしたり、「目玉商品」をゲットするためにスーパーをめぐる。節約に役立つようにも見えますが、これって実はお金が貯まらない習慣にもなりかねないんです。

スーパーは買わせるプロフェッショナル。あの手この手を使って商品を魅力的にします。目玉商品の横に、別の目玉商品を見つけてしまったり、会計で列に並んでいる際何気なく目に入ってきたものをかごにいれてしまったり…買う予定のなかったものまで買ってしまうなんて羽目に…

買い物で節約効果が高いのは、スーパーに行く頻度を減らすこと。また滞在時間をできるだけ短くするのもおすすめです。具体的には、買い物メモを作り、メモしたモノ以外は買わないとルール付けすること。また、買い物は何でも揃うスーパーマーケットではなく、農家やファーマーズマーケットでするものおすすめです。

3. 部屋を整理整頓してストックしすぎない

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Photo by Michael Marais on Unsplash

日用品を大量にストックしている人も気づかない内にお金が貯まらないループに入っていることも。自宅にストックがあるにも関わらず、「安かったから買わないと損な気がして…」とトイレットペーパーやシャンプー、コンディショナーなどの詰替、洗剤…など安売りを発見する度に購入する人は注意して下さい。結局、お金は出ていってしまっているので、節約にはなっていませんよね。

必要な時に、必要な量を手にするようにしましょう。また、しっかりと何が自宅にあるかを把握するために常に部屋は整理整頓するように心がけましょう。

4. それは自己投資?それとも無駄遣い?

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Photo by Maryjoy Caballero on Unsplash

外出自粛などの影響で、自分自身を見つめ直して自己啓発本や資格取得、スキルアップのためにオンライン講座など申し込むなど意識を高つようになる人も増えました。また、時間に余裕があるから、新しい趣味を始めたという方も。もちろん、自己投資はとてもいいことだとは思いますが、あれもこれもと欲張りすぎて挫折したり、三日坊主になってしまったら、せっかくお金をかけたのにもったいないですよね。

目的や目標をもって、いつまでにどのように結果を出すかといったプランを立てるようにするとお金も時間も無駄にはなりません。

5. 貯まる仕組みを作る

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Photo by Annie Spratt on Unsplash

余った分を貯金に回すという考え方でいると、結局毎月貯金がゼロということになりがち。

お金を本気で貯めたいと思うのであれば、貯まる仕組みをつくるようにすることが◎。毎月の貯金額を給料に応じて設定し、貯めるようにしていきましょう。また、お金を貯めて「〇〇したい」など目的を持つと貯めることも苦ではなくなります。何となく将来が不安だから貯めておきたいという方も少なくありませんが、前向きな目的を持った方が楽しいですよね。

ライター/桑子麻衣子

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