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現代美術家・宮島達男。1995年からの歩みをまとめた大規模個展が千葉美術館で開催中

旅行・おでかけ

宮島達男『Counter Skin on Faces』2019/2020年Courtesy of Akio Nagasawa Gallery Photo by Siliang Ma

現在森美術館で開催中の『STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ』で6人のスターのうちのひとりに選ばれ、日本が誇る世界的現代美術作家と評される宮島達男。

そんな宮島の首都圏の美術館では12年ぶりとなる大規模個展『宮島達男 クロニクル 1995-2020』が千葉市美術館で始まっています。

宮島達男『地の天』1996年 千葉市美術館蔵 Photo by Nobutada Omote宮島達男『Innumerable Life/Buddha MMD-03』2019年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Nobutada Omote宮島達男『Innumerable Life/Buddha MMD-03』(部分)2019年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Nobutada Omote

LED(発光ダイオード)のデジタル・カウンターをさまざまに用い、生と死の循環を表現した宮島の象徴的な作品たち。それらは「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」という3つのコンセプトを基に、1980年代より30か国250か所以上の場所で発表されています。

特に同館所蔵作品の〈地の天〉をはじめ、パフォーマンスの再開、世界各国の参加者との協業で生まれる〈時の蘇生・柿の木プロジェクト〉など、宮島にとって転機となったプロジェクトが多く生み出されたのが1995年。

本展ではそんな1995年を起点とし、時間と空間に深く関わる作品表現の本質に、「クロニクル(年代記)」というテーマから迫ります。LED作品、パフォーマンス映像、プロジェクトを軸に、四半世紀にも渡り、複層的な広がりを見せるその潮流を知ることができるでしょう。

2000年代に入り、宮島氏が提唱している言葉「Art in You(アートインユー)」。日本語訳は「アートはあなたの中にある」。これは、生きることの意味、そして平和と共生の意義を、他者との開かれた対話を通して問い続けてきた芸術思想です。その言葉に導かれるように、ぜひ宮島氏の作品から、社会と自分をつなぐアートな思想を見出してみてはいかがでしょう。

宮島達男『Life (le corps sans organes) -- no.18』2013年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Ken Adlard宮島達男『Counter Voice in Chinese Ink』2018/2020年 Courtesy of Akio Nagasawa Gallery Photo by Siliang Ma

期間中には、より作品への理解を深められる、トークイベントや講座も開催されます。以下、ぜひチェックしてみてください。

担当学芸員によるギャラリートーク日時:2020年10月14日(水)14:00〜講師:森啓輔(千葉市美術館学芸員)参加費:無料(要展覧会チケット)

アーティストトーク「脳科学とアートの出会い」日時:2020年11月3日(火)14:00〜(13:30開場予定)講師:宮島達男、中野信子(脳科学者)定員:先着80名(当日12:00より1階さや堂ホールにて整理券配布)参加費:無料(要展覧会チケット)

市民美術講座「宮島達男の作品が映し出す生/死」日時:2020年11月21日(土)14:00〜(13:30開場予定)講師:森啓輔(当館学芸員)定員:先着80名参加費:無料

information

千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念宮島達男 クロニクル 1995-2020

会期:開催中〜2020年12月13日(日)
会場:千葉市美術館
住所:千葉市中央区中央3-10-8
開館時間:10:00〜18:00(金土〜20:00) ※入場受付は閉館の30分前まで
休室日:11月2日(月)、12月7日(月)
休館日:10月19日(月)、11月16日(月)
料金:一般 1200円、大学生 700円、小・中・高校生無料
TEL:043-221-2311

URL:https://www.ccma-net.jp
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