葉っぱだけど優秀!大葉の栄養素がすごい
大葉(青じそ)の原産地は中国ですが、日本でも10世紀から栽培されていた記録があるそうで、食欲増進の薬や毒消しなどに使われたりしていたんだとか。
今でも和食のおいしさを引き立てる食材として、日本人にとても馴染み深い食材ですよね。
大葉の爽やかな香り成分は、防腐・殺菌作用、食用増進や健胃作用があるんだそう。
加えてガンの予防に効果的と言われているβ-カロテンや、カルシウム、鉄分、カリウムなどなど、不足しがちな栄養素が含まれている優秀野菜だったんです!
おいしくて大好きだけど、“香りが良い葉っぱ”くらいに思っていました……、無知ってこわい。
薬味でもじゅうぶんおいしく食べられますが、少し手間を加えて大葉を満喫しましょう!
【保存版】大葉を使ったひと手間アレンジ
おつまみにもトッピングにも重宝する「大葉のナムル」
千切りした大葉を、醤油・塩・ごま油・ごまで和えるだけの簡単大葉のナムルは、あつあつごはんのお友はもちろん、冷や奴のそうめんにトッピングしたりと、簡単で重宝する大葉のアレンジ。
ちびちびとつまむ、お酒のあてとしてもぴったりの一品です。
夏の万能調味料「大葉味噌」
大葉をたくさん消費できるメニューとしてテッパンな大葉味噌。おにぎりに塗って焼きおにぎりにしたり、蒸した野菜や、肉にも魚にもなんにでも合う万能調味料ですよね。
常備菜としてたくさん作る時は、水分をできるだけ飛ばすことがミソです!
甘い味噌を大葉で巻いた「しそ巻き」
私の出身地では夏の保存食として定番メニューのしそ巻き。砂糖と炒め合わせた味噌を大葉で包んで揚げ焼きにするのですが、刻んだ青唐辛子も一緒に炒めて作った味噌のしそ巻きがすごくおいしくて大好きです!
炒める時はスパイシーで涙が出るほどですし、出来たてはすごく辛いのですが、日が経つごとに辛さは治まってきます。
ほかほかのごはんにとっても合うのでおすすめです。辛さが苦手の方は、青唐辛子抜きでどうぞ。
地域によっては、胡桃を混ぜるところもあります。
バジルの代わりに大葉で作るジェノベーゼ
【材料】・
大葉・・・30枚~
松の実又はカシューナッツ等お好きなナッツ類・・・50g
にんにく・・・1片
粉チーズ・・・大さじ2杯
塩・荒挽き胡椒・・・適量
オリーブ油・・・150cc
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【作り方】・
松の実などのナッツ類はフライパンで乾煎りする。
にんにくは芽を取ってざく切りに。
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フードプロセッサー又はミキサーに大葉を適当な大きさにちぎって入れ、他の材料もすべて入れる。
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後はガァーーーーッッ!と混ぜるだけ。
硬さを見ながらオイルの量加減してください。
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塩分もお好みで。
バジルで作るのが定番のジェノベーゼですが、大葉で作ることもできるんです!
トーストに塗ったりパスタと和えたり、色んな料理に使えて便利なので、大葉の消費にお困りでしたらぜひ作ってみて下さい。