あのダイソーが、ついにテントまで販売。実際の使い心地と、アウトドア通な人々の意見を聞いてみたところ…
『ダイソー』では、100円ショップとは思えない本格的なアウトドア用品が取り扱われているとして、兼ねてからインターネット上で話題に。
これまで「メスティン」などが注目を集めてきたが、このほど、ついに「テント」まで販売された。しらべぇ編集部では、実際の使い心地を試してみるとともに、アウトドア好きな方々の正直な意見も聞いてみた。
■1,000円で買える“テント”
こちらが、現在ダイソーにて販売されている「クイックエクスパンドサンシェード」で、価格は1,000円(+税)。ここまでの品揃えやクオリティなど含め、様々な意味で、もはや“100円ショップ”ではなくなっている。
収納バッグ付きで、とてもコンパクトに収納でき、身長154センチの小柄な女性に持ってもらったところ、このような感じに。
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■ド素人でも超簡単に設営できる
テント本体が丸められた状態で収納されているワンタッチ展開タイプなので、開くとほんの数秒足らずでテントが組み立てられる仕組みだ。
固定するためのペグも4本付属しているので、こちらで四隅を固定すれば設営完了。テント設営を1度も経験したことのない編集部員でも、5分も経たずして組み立てることができ、この時点でもアウトドア初心者にはかなりオススメかもしれない。
■気軽なアウトドアでは使えそう
こちらは1人~2人用の大きさで、サイズは横幅144センチ×奥行き100センチ×高さ98センチ。大人1人であればある程度くつろぐことのできる広さがあった。
同商品について、ベテランキャンパーで、趣味で登山をすることもあるAさん(40代男性)は…
Aさん:こちらを実際に使っている人を見たことはありませんが、UL(ウルトラライト)スタイルの登山であれば、快適性という観点だけで言うと、使えないこともないと思います。シュラフとカバーがしっかりしていれば、ないより随分マシ。コストメリットしか見当たらないように思います。
と、比較的気軽なアウトドアシーンであれば、ある程度活躍してくれそうだという。
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■子供の行事でも活躍してくれそう
ちなみに、5歳児くらいであれば、写真のように寝転ぶことも可能だった。生地にはUVカット素材も使われており、この点について、家族でよくキャンプやBBQに行くというBさん(50代女性)は…
Bさん:子供を連れてのBBQや、海に行くときにはちょうど良さそうですね。以前住んでいた地域では小学校のグラウンドがとても広くて、運動会のときにこのようなものを使っている人もいました。子供がいる人は、持っておくと色々と使えるかもしれません。
と、様々なシーンで使えそうだと話す。
外出を控えなければならなかった2020年のGWには、自宅の庭やベランダにテントを出して、アウトドア気分を楽しむ人も多く見られた。1,000円という価格なので、色々な使い方を試してみても楽しそうだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・越野 真由香)