無料の会員登録をすると
お気に入りができます

[東京]フランス仕込みのブーランジェリー5軒。地元民に愛されるベーカリーと人気のパンをチェック!

東京都内には、美味しいフレンチパンが食べられる名店ブーランジェリーが続々オープンしてます。今回は、パン好きも必見のフランス仕込みのブーランジェリーをご紹介します。

グルメ

「バゲット・トラディション」199円

細長く成形したバゲットの生地にナイフでクープを入れ、窯に入れ、取り出す川瀬敏綱さん。まるでフランスさながらに、1日これを10回、週末には300本ものバゲットを焼く。

川瀬敏綱シェフは、自分のパンが、修業先であるパリバゲットコンクール優勝店〈リュック・ドゥ・ラ・シャペル〉そのままであることを、誇りに思っている。何十年にもわたって、日本のパン業界は、フランスのパンに「追いつけ追い越せ」をつづけてきたが、それでも私たちの知らない「フランス」があるのだと、〈トシ〉のバゲットを食べると実感する。

サンドイッチ。「パテドフォア」(写真上)と、「ジャンボンブール」500円。

コーヒーと焼きたてクロワッサンといった、フランス的な最高の楽しみを味わえる空間。

冷蔵庫から出したてのバターの風味に、わずかに黒胡椒のような香りを混ぜたような。塩は薄めで、食事と合わせておいしさが発揮される塩梅。次から次へと訪れる客がみんなバゲットを注文するのも、パリのブーランジュリーそのまま。フランスでバゲットは日本のごはんのように3食食べるもの。だから、すこぶる安い。〈トシ〉ではバゲットをわずか180円で売る。だから、都立大学の人たちも〈トシ〉にバゲットをごはん代わりに買いにくる。
そのかいあって、1日10回も焼きだすバゲットがどんどん売れ、週末には300本もの本数になる。値段がフランス並みの安さ→地元の人が毎日買いにくる→どんどん焼く→いつも焼きたてだからおいしい→毎日買いにくる、と好循環が実現。いつも窯前でバゲットを焼きつづける川瀬さんのひたむきな姿は、本当にフランスのブーランジェに見える。
〈Toshi Au Coeur du Pain〉
■東京都目黒区中根2-13-5 1F
■6:00(カフェは10:00、日8:00)~19:00 月火休
■18席/禁煙
Navigator/池田浩明
パンラボ主宰。パンについてのエッセイ、イベントなどを柱に活動する「パンギーク」。著書に『食パンをもっとおいしくする99の魔法』『日本全国 このパンがすごい!』など。
(Hanako1175号掲載/photo:Kenya Abe)

5.〈CICOUTE BAKERY〉/南大沢

「北海金時豆のコンプレハーフ」320円(税込)

団地の一角をおしゃれにリノベ。手作りの発酵種によるカンパーニュを早くから作ってきた北村千里さんは、小麦や野菜を直接取り寄せ、生産者の思いを表現、あたたかい気持ちがパンから伝わる。生産者や品種名が冠されたハード系は絶品。「北海金時豆のコンプレ」などのおやつパン、サンドもあり、誰もが楽しめる。
〈CICOUTE BAKERY(チクテベーカリー)〉
■東京都八王子市南大沢3-9-5-101
■042-675-3585
■11:30〜16:30 月火休
■12席/禁煙
Navigator…池田浩明(いけだ・ひろあき)/パンの研究所「パンラボ」主宰。パンライター。自称「ブレッドギーク」(パンおたく)。NPO法人新麦コレクション理事長として、日本においしい小麦を普及する活動も行う。
※掲載しているパンはすべて取材時のものです。
(Hanako1182号掲載/photo:Hiroaki Ikeda, Kenya Abe text:Hiroaki Ikeda special thanks:Yuya Uemura, Ami Hanashima edit:Yoshie Chokki)

【お知らせ】Hanako.tokyoでは基本的に本体価格を掲載しておりますが、2019年10月1日の消費税率改定以前に取材・掲載した記事にある(税込)表記の金額については、旧税率での掲載となっております。ご了承下さい。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ