京料理の名店が扱う逸品が大人気映画の登場人物を彷彿とさせる、その訳とは…
(写真提供:京料理六盛)
全国403館で上映され、観客動員は798万人を超えた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車」が、公開初日からの10日間で興行収入107億円に達した。10日間で100億円を突破したのは、日本の上映作品で史上最速だ。
そんな中、主人公の妹・「禰豆子(ねずこ)がくわえている竹を彷彿させる商品がある」と話題になっている。
■京都の料理店が扱う逸品
物語の第一話で鬼になってしまった禰豆子。「人間を襲わないように、竹をくわえさせられたのではないか」と言われている。その竹筒を彷彿させるのが京都にある「竹筒プリン」だ。
(写真提供:京料理六盛)
この商品を販売しているのは、京都平安神宮の隣に店を構える、1899年創業の「京料理六盛(ろくせい)」。歌舞伎役者から著名人らが好んで通う名店だ。2年ほど前に京料理の趣を感じさせる竹筒に、懐かしさの残るカスタードプリンを入れて発売した。
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■店のオンラインショップでは在庫わずか
竹筒の底の突起を折ることで、簡単にプリンを取り出すことができ、添付のシロップをかけて味わう。竹筒からつるっと取り出す作業も何とも楽しい。通販限定商品で店の公式サイトでは、6個入り3,780円(税込・送料無料)で発売中だ。なお、竹筒はプラスチック製。
(写真提供:京料理六盛)
ほかにも、Amazonや楽天市場でも購入できる。なお、商品のリニューアルを検討中のため、公式サイトの在庫は約100セットのみ。追加製造はできないという。
■予約なしで気軽に味わえるメニューも
この店イチオシは、人間国宝がつくる手桶に、京懐石を敷き詰める「手をけ弁当」だ。昔から京料理は「一見(いちげん)さんお断り」という格式高いものだった。そのため、京料理を「予約なしに、気軽に味わってもらおう」と始めたという。
(写真提供:京料理六盛)
観光客にも人気で、昼の部は14時まで3,300円(税込)で、京都の四季折々の味を堪能できる逸品だ。
(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち)