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『グッとラック』生理用品特集に反響 田村淳「朝の生放送で話せる時代に」

無印良品が、無地の生理用品を販売し話題に。生理用品を購入するときに「恥ずかしい」と感じている女性が少なくないことに、スタジオでは様々な意見が。

28日放送の『グッとラック!』(TBS系)では、無印良品から無地の生理用品が発売されたことについて特集。朝の情報番組で、男性出演者も交えて生理について考える内容が大きな反響を呼んでいる。

グッとラック!

■買い物時のストレスが軽減

「キラキラしたパッケージだと買うときに恥ずかしい」という女性の声を取り入れたという、無印良品の生理用品。

かつて日本には「女性の生理は穢れ」という考え方があったことや、気分が落ち込んでいるとき、少しでも明るい気分に……という女性の声が取り入れられ、現在のデザインが主流になったのだそう。

しかし、明るくキラキラしたパッケージが主流となったことや、時代の変化とともに現在では「ナチュラルでシンプルなパッケージを求める声も多い」ことはメーカーの調査でも明らかになっており、無印良品以外にも、シンプルなパッケージの商品を販売する動きが出てきているようだ。

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■男性に買い物を頼みやすくなるとの声も

同番組が行なった街頭インタビューなどでも、シンプルなパッケージになることで「夫に買い物を頼みやすくなる」といった声が。ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男性675名を対象に行なった調査では、「女性に頼まれて生理用品を買ったことがある」男性は9.0%ほどだった。

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男性が生理用品を購入することについて、立川志らくは「妻から頼まれたこともあるが、私はそれほど抵抗なく(買えた)だって女性には必要なものだから」とも話していた。

■男性が生理について知る機会が少ない

生理用品に対する女性たちの生の声を聞いた田村淳は、女性に限らず「他人が何を買っているのか気にしたことはない」とコメント。

しかし、「女性が(生理用品を)買いに行くときに、そういう気持ちになっているんだというのを今知った。やっぱり男性は(生理について)知る機会がない。生理についても知らないことが多い」と話し、他の男性出演者からは、女性に生理の話題を切り出すことにとても抵抗感を感じているという声も。

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■男性も加わったほうが理解が深まる

番組では、「生理を恥ずかしいと感じる必要もないのでは?」という話題にも及ぶ。田村は「男女離れて性教育するじゃないですか、あそこから変えないと、日本のこの空気は変わらないと思う」とコメント。

また「朝の情報番組で、こうやって話せる時代になったことが良くないですか? 男女混じって生理のこと話すっていうのは、メディアとしては新しい。女子だけで生理のことを語る番組があるんですが、あれも出たいなと思っていた。出演者として男性が入っていたほうが、より理解が深まると思った」とも語った。

■番組の特集に多くの反響

同番組の特集は視聴者からも多くの反響があり、番組放送後には「生理用品」がトレンド入り。視聴者からも「グッとラックで生理用品の話してる。いいと思う! 学校でも男女分けずに性教育した方がいいと思うな」といった声が。

生理用品を買うときの心情については「生理用品てそんなに買いづらいもの?」という声もある一方で、「男子にからかわれたり、元カレに『おむつ笑』など言われて不快だった」と、生理への理解が得られない環境で、傷付いたという体験談をつぶやくユーザーもみられ、「日本の性教育の未熟さを感じる」といった声も目立つ。人それぞれの感じ方や意見はあっても、同番組が特集を組んだ意義は大きいと感じた人は少なくないようだ。

(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)

衣笠 あい

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男性675名

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