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さっぽろ雪まつりだけじゃない! 極寒の冬こそ見たい北海道・幻の絶景5選

旅行・おでかけ

11月に入り、北海道では冬の足音がそこまで聞こえています。真冬の北海道の風物詩といえば「さっぽろ雪まつり」などの大型イベントを想像する人も多いかもしれませんが、それだけではありません。2020~2021年の冬シーズンはオープンエアの自然の中で幻の絶景を味わってみませんか? 冬の北海道だからこそ、寒さを忘れるほどの絶景が待っています。

text:アントレース

【1】真冬の朝、阿寒湖に咲く純白の花「阿寒湖フロストフラワー」

特別天然記念物のマリモの生息地で知られる阿寒湖。湖が結氷する冬の明け方、湖上には白く可憐な花が咲きます。フロストフラワーと呼ばれるその花の正体は「霜」。気温が下がる深夜0時から早朝にかけて、氷の表面に大きいときには直径5cmほどの霜の花が咲く現象です。マイナス15度以下という気温の低さだけでなく、凍った湖面に雪が積もっておらず、薄氷で、ほぼ無風という条件が揃っていないと見ることができません。

写真:NPO法人阿寒観光協会

朝日に照らされるなか行われる早朝のフロストフラワー鑑賞。そう聞いただけで幻想的な風景が浮かびます。ただし、湖底から温泉が湧き出ていることから、冬の阿寒湖には湯壺と呼ばれる穴があちこちに空いていて、ひとり歩きは危険です。地元観光協会などが鑑賞ツアーを行っているので、そちらをご利用ください。

写真:NPO法人阿寒観光協会

◆阿寒湖フロストフラワー
住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
電話:0154-67-3200(阿寒観光協会)
シーズン:12月~3月

【2】2020年は出現なるか⁉ 奇跡の自然現象「屈斜路湖の御神渡り現象」

屈斜路湖を厚く覆った氷がバリバリという大きな音とともに割れ、山脈上にせり上がる「御神渡り(おみわたり)現象」。時には長さ10kmにわたり高さ2mの山ができることもあるそう。神様が歩いた跡のようだと付けられたネーミングに、太古のロマンを感じます。

御神渡り現象は、結氷した氷が気温差で収縮・膨張を繰り返したことによって起きる自然現象といわれ、屈斜路湖では2017年に出現したのが最後。数年に一度の確立ともいわれる御神渡り現象に遭遇すること自体が奇跡に近く、その分、目にした時の感動はひとしおです。

◆屈斜路湖の御神渡り現象
住所:北海道川上郡弟子屈町屈斜路
電話:015-482-2200(摩周湖観光協会)

【3】多彩な表情を味わえるエメラルドグリーンの湖「オンネトーの結氷」

阿寒摩周国立公園の中にあり、四季を通してさまざまな景色を楽しめる湖・オンネトー。毎年冬を迎えると、辺りが雪化粧に覆われるまでのわずかの間、湖面がエメラルドグリーンに結氷し周囲にそびえる阿寒の山々を映し出します。湖面に描かれた白い曲線「龍神」は思わずため息の出る美しさです。

湖面をのぞき込んでみると、濃いグリーンや淡いグリーンをいくつも重ねたような複雑な氷の表情が見えます。その中には無数の気泡を閉じ込めたアイスバブルがあり、ひとつとして同じ形はありません。真冬のオンネトーには大自然の息吹とパワーを感じます。

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