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ぼっちママは孤独じゃない!…ママ友グループから「抜けて良かった」エピ

子育て

1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第21回は、たとえばママ友のなかで孤立してしまうママがいても、多様化する現在はむしろあえて“ぼっちママ”でいるほうが「らくちん!」という声もあり、そんなママたちの気楽エピソードを3つご紹介します。

1.「おしゃべりの輪に入らないほうが建設的」だと言うママ

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【ママライフばんざい!】vol. 21

保育園や幼稚園、小学校など、子どもが成長していっても、ついてまわるのがママ友とのお付き合いです。子ども同士が仲良くないなら疎遠なままでもいいですが、子ども同士が仲が良くても親同士も仲良しだとは限りません。

ママ友同士で交流したがるタイプの人ならいいのですが、そうではないタイプのママの場合、うわべだけのお付き合いが苦痛になってしまうことも。とはいえ、保育園や学校の行事などで、親の出番は必ずありますし、とりあえずは波風立てずに過ごしていくことが安全だともいえますよね。

ママ友同士で多いのは、顔を合わせたときに「◯◯ちゃんは~らしい」「◯△さんのところは~みたいだよ」といった“噂話”。噂好きなママは、そこで話した他のママの話を別のいろいろなところでまた話したり、詮索好きだったりすることも。

小学生のお子さんを持つAさんは、そういったお付き合いに疲れきってしまい、「おしゃべりの輪に入らないほうが建設的」だと言います。そんなAさんは、あるとき体調を崩してしばらくママ友たちの前に顔を見せず、その後も挨拶程度で済ましていたら、徐々に距離を置いたお付き合いへとシフトしていけたのだそう。すると、ものすごく気が楽になって、「意外と挨拶だけでも大丈夫なんだな」ということに気づいたのだとか。

いつもと違う視点で行動してみると、すんなり苦手なものから離れられることもあるかもしれません。ただ、ひとりで悩みを抱えてどうしても動けないような状態でいる場合は、家族や両親、親友など信頼できる人物に相談してみてくださいね。

2.「年の差もあるから無理して合わせない」と言うママ

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保育園に通うお子さんと小学生のお子さんをもつBさんは、「ママ同士でも年齢差があるから、無理して合わせない」と言います。お子さんが小さい頃は、仕事と家庭の両立で大変だったそうですが、だんだんと同じクラスのママたちの年齢や性格なども把握していき、次第に“あえてぼっち”スタンスを好んでしているのだとか。

ママ友同士で集まりたがるママもいるものの、最初の頃はママ友グループの会に呼ばれていたけれど仕事がに忙しくて行かなくなったら、そのうち呼ばれなくなり、悩んだ時期もあったけれどいまでは「さっぱりしていていい」のだそう。

とくに保育園は働くママの家庭ばかりということもあって、どのママも家事に育児に仕事にと忙しいため、「あの人忙しいのね」とそれほど執着されずに済んでいると分析するBさん。確かに、人のことにそれほどかまっているヒマはありませんし、集まることが好きな人だけ集まって、ひとりのほうが行動しやすいママはそのスタンスでいいのではと思いますよね。

3.「ママ友がいないことは恥ずかしくない」と言うママ

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ママになってからも、ひとりで行動するよりも、連れ立って行動したがるタイプはいるものです。また、一見いつもグループで行動しているママ友でも、なかにはママ友のマウンティング大会に辟易しているママや“とりあえず”の気持ちで一応グループに入っているだけ、というママも。

保育園に通うお子さんのいるCさんは、もともとなんでもひとりで行動できるアクティブなタイプのママ。ママ友グループの集まりなどにも早々に見切りをつけたものの、顔を合わせることがあれば挨拶だけは欠かさず、役員もやってクラスのママたちと交流するときもあるそう。

そういった必要最低限のことだけやっておけば、プライベートまでベッタリ付き合うような「ママ友がいないことは恥ずかしくない」と言います。ママ友のことを考えるよりも、一番大事なことは何かといえば、それはもちろんお子さんのこと。ほどよい距離感を保ちながら、 “ぼっちママ”で自由度高くいるのはいいですよね。

まわりを見回してみると、意外と他にも“ぼっちママ”がいることに気づくこともあるでしょう。無理してグループに入るより、のびのび過ごすのも手。ですが、ひとりでいることがツライと感じる度合いが大きくなりすぎるようなら、勇気を出して信頼できる人に相談することも忘れないでくださいね。

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