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銀行口座、どう使い分ければいい?ネット銀行と都市銀行の違いについて、FPがわかりやすく解説

節約・マネー

紙の通帳の有料化がニュースになり、改めて自分が持つ銀行口座について考えた人も多いのでは? そんななかで、私たちはどのように銀行を使い分ければいいの? 今回は、銀行口座の使い分け方について、オズモールの読者アンケート結果を交えながら、ファイナンシャルプランナーの氏家祥美さんに、解説してもらいました。

銀行口座は複数持って使い分ける

オズモール読者に、自分名義の銀行口座をいくつ持っているかを聞いたところ、1位が「3個」で26.6%、2位が「5個以上」で26.2%、3位が「2個」で20.4%という結果に。複数の銀行口座を持っている人が多いよう。

では氏家さんが考える、銀行口座の使い分け方は?
「銀行口座は3つの銀行を上手に使い分けるのがおすすめです。3つの銀行とは、店舗型の銀行、ネット銀行、ゆうちょ銀行です。店舗型の銀行は、給与が振り込まれるメインバンクとして、日々の生活の軸として使います。ネット銀行はサブ口座として活用します。ゆうちょ銀行は日本全国で利用できますし利用者も多いので、普段はあまり使わないという人も持っておいた方がいいでしょう。旅先で都市銀行が使えない、コンビニATMが使えないといった時などには、ゆうちょ銀行口座が活躍します」(氏家さん)

店舗型の銀行はメインバンクとして給与振込や引き落としに

また、最も利用している銀行は?という質問には、大手都市銀行3行が上位に。利用している理由としては、図のような回答が上位に。

「店舗やATMがあって身近な存在の銀行に口座を開設して、そのまま長く使っているというところでしょうか。
店舗型の銀行のいいところは、総合的なサービスと、対面で相談できる利便性にあります。給与振り込みや、家賃・公共料金の引き落としなど、メインバンクとして総合的に利用するなら、店舗型の銀行がいいでしょう」と氏家さん。

店舗型の銀行を利用する際、どういうことに注意すればいい?
「各銀行では、銀行を総合的に活用する顧客に対して、手厚いサービスを行っています。例えば、口座残高や資産運用商品の購入、給与振り込みや住宅ローンの利用、クレジットカードやキャッシュレス決済の利用などによって、ATMの時間外手数料や他行振込手数料などが優遇されることがあります。
一方で、大手都市銀行各行が、紙の通帳を廃止する動きがあるのをご存じでしょうか。すでに口座を保有して一定の利用がある人については、当面影響はありませんが、今後、新規の口座開設はデジタル口座が主流となり、紙の通帳発行には別途手数料がかかる場合もあります。

つまり、店舗型の銀行口座は数を絞り、取引をメインバンクに集約するのが賢い利用法といえそうです」(氏家さん)

ネット銀行は、他行振込と資産運用に活用

今回のアンケートで、口座開設数では都市銀行にはおよばないものの、10位以内にランクインしたのが、楽天銀行、新生銀行、住信SBIネット銀行。これらは、インターネット上をメイン拠点とするネット銀行となる。

ではネット銀行のメリットやデメリットは?
「ネット銀行は、店舗や従業員の人件費にコストをかけず、お得なサービスを多数行っています。例えば、低金利の住宅ローン、高めの預金金利、一定条件を満たすと他行振込が一定回数まで無料になるなどがあげられます。

一方で、ネット銀行自体が給与振り込みに対応していない場合や、勤務先でネット銀行を給与振込口座に指定できない場合もあるなど、メインバンクとしてはやや使いにくい点がデメリットとして挙げられるでしょう」と氏家さん。

またオズモール読者に、インターネットバンキングの利用頻度を聞いたところ、直近1カ月で一度も利用していない人が53.4%に上る一方、1カ月に5回以上利用している人が9.3%も。
「インターネット上での他行振込や資産運用は、24時間時間を問わずに行えて、手数料や金利面でもお得なことが多く、そこがわかっている人には使い勝手のいいサービスです。
他行振込や資産運用には、ネット銀行や、店舗型の銀行のオンラインサービスを活用してみましょう」(氏家さん)

教えてくれた人

氏家祥美(うじいえよしみ)さん

ハートマネー代表。
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