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小さくなった「ウタマロ石けんの使い切り」ネットで話題の方法を汚れ落ち比較!

ライフスタイル

洗濯物を白く洗いあげる切り札として人気の部分洗い用「ウタマロ石けん」は、使ううちに小さくなって、最後まで使い切れないという人も多いはず。 ネットやSNSではウタマロ石けんを最後まで使うアイデアが話題になっていますが、それを実際に試して比べてみました。

天然の動植物性油脂から作られる純石けんがウタマロ石けん。泥汚れや皮脂汚れ、食べこぼしから化粧品汚れまで生活汚れをしっかり落としつつ、白さもよみがえらせてくれる洗濯洗剤の神さまですが、固形石けんゆえに小さくなると使いにくいのは事実。小さくなって使いにくいからと捨ててしまったことがある人も多いのではないでしょうか。そんなもったいないことをしなくていいように、小さくなったウタマロ石けんの消費アイデアをチェック。どれが優秀なのか試してみました。

小さくなったウタマロ石けんを使い切る
4つのアイデアを比較テスト!

ネットで見つけた、ウタマロ石けんの使い切りアイデアの洗浄力を確かめるために、まず実験用サンプルを作りました。

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用意したのは、「しょうゆ」と「ケチャップ」の汚れサンプル。これがどのくらい落ちるのか、4つの方法でトライしました。

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「石けんなのになぜ落ちる?」ウタマロ石けんの素直な疑問

①◆石けんを水で溶かした 「ウタマロ水」

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できるだけ細かく刻んだウタマロ石けんを容器に入れ、石けんが浸るくらいの水(1㎝角キューブ2個分なら約10~15ml)に浸します。石けんが完全に水に溶けるまで2、3時間放置すれば完成。

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洗い流した後の汚れの落ち具合です。ケチャップのほうはうっすらと色が残ってしまいましたが、よく見ないと分からないレベルまで落ちました。

【評価】
良い点:トロッとした液状のため、「ウタマロ粉石けん」やそのまま使うよりも布に擦り込みやすく、使いやすい点が良かったです。

悪い点:石けんが水に溶けるまで放置する時間が必要なのは忙しい人にとってマイナスポイントかも。

擦り込んでから放置すると、石けんの成分が布により染み込むので、時間があれば試してみてくださいね。

②◆さらさらと振りかけて使える 「ウタマロ粉石けん」

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ウタマロ石けんを耐熱皿に並べ、電子レンジ(600W)で30秒加熱します。石けんが膨張し白くなったら取り出し、冷めたら石けんが粉状になるまで手で崩しながら容器の中に入れたら完成。1㎝角のキューブ5個を粉状にすると、5g程度の粉石けんが完成します。

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「ウタマロ粉石けん」で洗った後の汚れの落ち具合です。やはりケチャップは少し色が残ってしまいました。しょうゆの色は完全に消えています。

【評価】
良い点:汚れに直接振りかけて使うことができる点が気に入りました。少量の洗濯物の汚れ落としにぴったり。
悪い点:一度に作れるのが少量のため、粉洗剤代わりに使うことは難しいでしょう。

電子レンジのなかで石けんがぷくっと膨らむ様子が、実験みたいで楽しいです。電子レンジに匂いが残ってしまったときは、レモンの皮を電子レンジで1、2分温めると取れますよ。

③◆粉にした石けんをアレンジして作る 「ウタマロペースト」

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先ほど紹介した「ウタマロ粉石けん」を耐熱容器に入れ、ぬるま湯(もしくは水)を少しずつ入れます。混ぜ合わせ、ペースト状になれば完成。

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ペーストを使用して汚れ落としをした結果です。ケチャップの色がうっすらと残っているようです。「ウタマロ水」と同じ汚れ落ちレベルでしょうか。

【評価】
良い点:ペースト状だと汚れ部分にしっかり吸着してくれます。「ウタマロ粉石けん」よりも汚れが落ちていましたが、「ウタマロ水」よりは落ちにくかったです。

悪い点:使用後に放置しておくと固まってしまうこともあります。そのため、使いたい分だけをペーストにする手間がかかります。

ペーストの状態は自分で調節できます。写真のように立てても垂れない状態にしたい場合は、粉石けん5gに対しお湯5mlくらいを混ぜています。粘度の参考にしてください。

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