肩をマッサージしてもコリが取れない…
私たちが日常生活で、無意識に酷使しているパーツといえば「目」。パソコンやスマホの長時間使用で目の疲れが慢性化してしまっている方も多いのでは?

実は、目が疲れると身体にも不調をきたしてしまうことをご存知でしたか? 肩こりも目の疲れからくる症状の一つと言われます。そこで、巷でよく言われている目をケアする方法や人気アイテムをご紹介します。
あなたの目は疲れていませんか?
ドライアイや眼精疲労
細かい字を見入った後に、目がショボショボしてしまう経験ってよくありますよね。長時間パソコンやスマホ画面を見続けてしまうと、まばたきをする回数がぐっと減ってしまい目が乾いた状態になります。

よくいわれる「ドライアイ」の代表的な症状の一つで、このドライアイが進行すると眼精疲労を起こしやすくなるといわれています。日頃からピントが合いにくかったり物が見えにくいという方は注意が必要です。
紫外線などによる網膜のダメージ
紫外線をはじめ、パソコンやスマホ画面から発せられるブルーライトのような強い光は、網膜にダメージを与えてしまうと言われています。まぶしい光を見続けると、脳はピントを合わせるのに時間がかかり疲れやすくなってしまいます。

脳が疲れて機能が低下すると、肩こりや首のこりを招くことがあります。また、瞳孔が強い光に反応して縮まってしまい、その際に目の筋肉が酷使されてしまうことから、眼精疲労や肩こりなどに影響することがあるようです。
一気にスッキリ♡疲れ目解消あれこれ
1. ショボショボ目には温パック
長時間何かを見入った後に目がショボショボするのは、目の血管が血行不良になってしまった合図。熱めのお湯でしぼったタオルで目を覆うようにパックしましょう。目の周りの血管が広がり、血行が良くなります。

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約40℃の心地よい蒸気が10分程度続き、大切な目と目元を優しく包み込んでくれます。薄型のシートなので目元にしっかり密着します。
2. 充血した疲れ目には冷パック
充血は眼が炎症を起こしている状態なので、冷やすと効果的です。氷水で絞ったタオルで目を覆うようにパックしましょう。会社などで氷がない時は絞ったタオルを冷蔵庫で冷やしておくと、休憩時間にさっと使えて便利。

ショボショボしている上に充血しているといったWパンチの時には、温・冷パックを交互に目にあてると一層効果を感じることができるのでおすすめです。ただし目に炎症がある場合パックは控えるようにしてください。
3. クルクル体操
主にパソコンを使ったお仕事などで、目を酷使する時が多い人におすすめの体操です。できれば、30分に一度くらいの間隔で休憩をとって、2~3回クルクル体操をしましょう。

まず、一度目をギュッと閉じてパッと開けます。頭を動かさない様に黒目を右へ動かし、同じ様に左、上といったように黒目を動かしていきます。最後に、下へ動かして最初へ戻りましょう。
4. ギュッパッ体操
凝り固まった毛様体筋を一気にほぐしてくれるだけでなく、老眼を防ぐ効果があるこちらの体操。一回やっただけでも、目の周りの血行がよくなるのを感じるはず。

一度目をギュッと閉じて、パッと開けます。次に、頭を動かさないようにして黒目をグルーッと回す感じで、八方を見ましょう。これを1~2分繰り返します。いつでもできるので、忘れず続けましょう。
5. パチパチ体操
特に、目を酷使した日の夜におすすめの体操です。好きな音楽をかけながらリズムにあわせてできるので、通勤中にも気軽にできますよ。

できれば最初に温パックをして目をしっかり温めて血行を良くしておきましょう。次に、自分の好きな音楽(明るめの曲)をかけて、音楽に合わせて目を開いたり閉じたりパチパチします。

音楽が一曲終わるまで繰り返しましょう。終わったら目を閉じてしばらく目を休ませます。自分の好きな音楽でできるので、楽しく続けられます。朝の通勤の習慣にしてもいいですね。
6. ピント合わせ体操
長時間パソコンを使う人は、近い位置に常にピントを合わせている状態ですので、一日数回仕事の合間に疲れ目を防止できるピント合わせ体操をして、気分も一緒にリフレッシュしちゃいましょう。

まず、近くのものを10秒~20秒くらい見つめます。次に、なるべく遠くの物に目を移し5分間、ぼんやりと眺めましょう。これを数回繰り返してください。目の中の毛様体筋をリラックスさせることができます。
頑張った疲れ目にご褒美をあげよう♡
疲れ目が原因で肩こりや頭痛などを発症していた場合は、目が健康になるにつれ徐々に解消されていきます。日々酷使している目に「ありがとう」の気持ちを込めて、こまめにご褒美をあげてくださいね。
