彩りや香り、触覚、“キレイ”だと感じる気持ちなど、様々な感性を刺激してくれるのが花や植物。
「はかないものを、育てていつくしむ行為自体が“ゆとり”とつながります。私の場合、ベッドルームに置く花は、目覚めたときに目に入ってきて嬉しいものを。玄関には、帰ってきて癒されるものなど、場所やシチュエーションごとに選んでいます」(松田さん)
「部屋に色気を添える場合にも、花は有効。少しくすんだダスティピンクのバラや、うねりがあるコスモス、蔦のように流れるジャスミンなど、女っぽい色やシルエットのものがおすすめ」(大谷さん)
「それだけでもオブジェとして様になる、『PROOF OF GUILD』(TEL:052・794・8501)の花器にコスモスを。華奢で歪みのあるようなお花がぴったり」(大谷さん)
「『doinel』(TEL:03・3470・5007)のオリジナルのジャムポットを花器として使ってみました。口が広いので、大ぶりな葉っぱと一緒に生けます」(大谷さん)
松田未来さん ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌、広告、セミナーなど幅広く活躍。2020年、コスメブランド『rihka』を立ち上げ。日常生活や大切にしているものを、抜群のセンスで綴ったインスタグラムも人気。著書に『私が私らしく生きる美学』(双葉社)。
大谷優依さん インテリアスタイリスト。エディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストとして独立。ライフスタイル雑誌をはじめとした女性誌を中心に、雑貨、インテリアの紹介、空間イメージのスタイリングを担当。その他、ブランドの広告も手掛ける。
※『anan』2020年11月25日号より。写真・松田未来 大谷優依 取材、文・安田光絵
(by anan編集部)