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『鬼滅の刃』ファンが「鬼滅」をミュートする事態続出 「作者にも失礼」

エンタメ

本日、『鬼滅の刃』の最終巻が発売となった。もちろん大興奮のファンが多いのだが、ある行為に頭を悩ませるファンも。

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(©吾峠呼世晴/集英社)

本日4日、大人気漫画『鬼滅の刃』の最終23巻が発売。各地書店で売り切れの報告が続出しているが、その他の点でも『鬼滅』ファンの悩みは尽きないようだ。

鬼滅の刃

■スタートダッシュ組も多数

「社会現象」と呼ぶに相応しい勢いと人気を誇っている『鬼滅』の最終巻ということもあり、深夜0時を迎えるや否やコンビニに駆けつけ、早々に入手したファンも多い。

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当日の午前中に書店を訪れた記者はファンの中では「後発組」に含まれるようで、『鬼滅』が陳列されていたスペースは完全にもぬけの殻であった。

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■危惧するファンも多数

しかしここで気をつけたいのが、「買うタイミング」だけでなく、「読むタイミング」も人それぞれであるということ。中には通勤中に『鬼滅』をゲットして仕事を終えた後でじっくり読み、自身に「1週間のご褒美」を与える…という予定のファンもいることだろう。

そんなファンたちが何よりも危惧しているのが、SNS上に乱立する不可避の「ネタバレ」である。ツイッターをはじめとするSNSはその特性上、どれだけネタバレを警戒していても、戦場の流れ弾の如くネタバレに被弾してしまうケースが少なくないのだ。

■「トレンド」が既にネタバレに

そのため多くの『鬼滅』ファンはネタバレツイートがTLに流れ込まぬよう、「鬼滅」というワードをミュート設定するなどの対策を講じてきた。

しかし4日午前のツイッタートレンド上位は完全に『鬼滅』関連ワードで占められている。『鬼滅』の表記がない「追加ページ」というトレンドワードをうっかりタップしたら、本誌に収録されなかった最終巻の目玉である追加ページの写真つきツイートが現れてきた…などの事態も多発しているのだ。

そういった弊害を考慮し、「鬼滅の最終巻を読むまで、今日はもうSNSを開かない」と決意するユーザーも多い。

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■ネタバレ行為に疑問を持つファンも

『鬼滅』自体は今年5月時点で完結している作品のため、最終回のエピソードに関するネタバレはもはや仕方がない部分もあるが、多くのファンが疑問を感じているのが「追加ページ」に関するネタバレ。

ツイッターを見ると「単行本特典」ともいえる追加ページの転載に疑問を感じるファンが多く、「作者さんにも失礼な行為だと思う」「何でこういうのをアップしちゃうかな…」といったツイートが多数見られた。

(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)

秋山 はじめ
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