松本人志、『笑ってはいけない』での渡部復帰に明言避ける　視聴者の反応は二分

6日放送の『ワイドナショー』（フジテレビ系）トップニュースは、アンジャッシュ・渡部建の不倫謝罪会見。ダウンタウンの松本人志が、会見でも噴出した渡部復帰についてコメントした。

渡部が会見したのは3日だが、先月には一部メディアで、大晦日放送の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時！』（日本テレビ系）の収録に参加、芸能界復帰を果たしたとの報道が。

すると、会見より復帰が先行したことで「順序が違う」といった反発を招いたほか、連動して復帰そのものに反対する声も呼び起こしてしまった。

会見でも「笑ってはいけない」への質問が相次いだが、渡部は「私の口からは言えないんです」を繰り返すのみ。終始にわたって明言を避け、歯切れの悪いものとなった。

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「ワイドナショー」でもこの点が扱われ、進行役の東野幸治からコメントを求められた松本は、「『言いたいこと』は山ほどありますけど…『言えること』はちょっとしかないと言うね」とコメント。

「笑ってはいけない」についても、「今年の年末の『笑ってはいけない』は、お子様からおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめる番組に仕上がっていると思うので、ぜひご覧ください、としか」と述べるに留まり、渡部同様に明言を避けたのだった。

さらに松本は、「『笑ってはいけない』完結編となるのかな」と、冗談めかしつつも終了を匂わせるようなコメントを残している。

松本は先月の放送でも、渡部の復帰報道に言及。「認めるようなもんやけど…」と前置きし、渡部の出番が終わった後「ネットで知ってたわ！　って」と吐き捨てたと、出演予定であることを半ば認めている。

しかし、渡部の会見直前には、自身のツイッターに「あえて会見の前に。。。オレと渡部の共演は当分無いと思うよ〜」と投稿。当分とはいえ、共にテレビに映る機会はないと宣言したため、フォロワーからは「渡部の出演シーンはカットされるのでは」などと予想されていた。

そんな流れで飛び出した「老若男女楽しめる」という発言に、視聴者の間では、やはり反発が根強い渡部の復帰はないとの見方が広まることに。

ネット上には、「こんなんで渡部出せるか！　って意味だろうなぁ」「もう芸能界への復帰はないんちゃうかな」「ワイドナショーを見る限り復帰という感じでもないのかなぁと思えてきた」などの声が上がっている。

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しかし一方では、「完結編って言った。松本さんはそのまま放送する覚悟があるらしい。かっこよ」「笑ってはいけない完結編…はまんざら冗談でもないのかな、とは感じた。この状況下で、渡部を出演させたことが面白いのか」といった声も。

批判を浴びることを覚悟で、渡部の出演シーン放送を強行するのではとの推理も一部で見られている。ハッキリしてほしいとモヤモヤする視聴者も多い中、当事者たる松本すら、復帰に関しては口をつぐんでしまった。右往左往する報道の答えは、大晦日の夜まで謎に包まれたままなのだろう。

（文／しらべぇ編集部・玉山諒太）