むくみを放っておかないで!
オーダーメイド漢方YOJO薬剤師の道川佳苗です。
「朝起きると顔がむくんでいる」、「夕方になると足がパンパン」などのむくみの症状を感じる人はいませんか?むくみは放っておくと、冷えを招いたり体調不良の原因にもなります。今回は漢方の考え方で、むくみを解消する方法をご紹介します。
1. 胃腸の調子を整えることが大事!
胃腸が弱っているとむくみやすい
・胃もたれ
・下痢、便秘、腹痛
・口の周りに吹き出物が出やすい
・ゲップやおならがよく出る
これらの症状がある人は、胃腸が弱っている可能性があります。胃腸が弱っていると、消化・吸収がうまく働かないために処理しきれなかった水分がからだに溜まり、むくみやすくなります。
冷たいものの摂り過ぎに注意
冷たいものの摂り過ぎは胃腸を弱める一番の原因です。冬場ではあまり冷たいものは摂らないかもしれませんが、意外と摂ってしまっているもの。
お風呂上がりに飲む冷たい水、こたつに入りながらのアイス、生野菜のサラダなど、気を付けないと胃腸が冷えてしまいます。冷たいものを摂る際には、一緒に温かい白湯やお茶などを飲むようにしましょう。
甘いもの、油っこいものにも注意

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その他にも、甘いものや油っこいもの、味の濃いものの摂り過ぎも胃腸を弱める原因になるので、注意しましょう。
胃腸を元気にするには?
胃腸を元気にするためには消化に負担がかからない食事を摂るように心掛けましょう。具体的には、お粥、お鍋、蒸し物などです。普通の食事も、よく噛むことで消化を助けてくれます。