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マツコも「白い大学いも」にびっくり! 地域によって違う“大学いも”の奥深き世界

レシピ

油で揚げたサツマイモに糖蜜をかけて甘く味つけした“大学いも”。誰もが1度は食べたことのある定番料理ですが、あまり注目したことはないのでは? そこで今回は、大学いもの基礎知識やちょっと変わった大学いもについてみていきましょう。

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油で揚げたサツマイモに糖蜜をかけて甘く味つけした“大学いも”。誰もが1度は食べたことのある定番料理ですが、あまり注目したことはないのでは? そこで今回は、大学いもの基礎知識やちょっと変わった大学いもについてみていきましょう。

北海道の大学いもには“雪”がかかってる?

12月19日放送の「マツコの知らない世界」(TBSテレビ系)では、10年間毎日大学いもを食べ続けているという奥野靖子が登場。大学いもの基礎知識を紹介してくれました。実は大学いもには地域によって違いがあるのだそう。まず特徴になるのは、大学いもの甘味部分にあたる「ベール」。奥野は、関東は液状、中部以南はパリパリで飴状の甘味部分が多いと明かしています。さらに東北より北のエリアには、「雪」と呼ばれる砂糖をまぶした大学いもも。

形状には4種類あり、関東には丸型、乱切り型、サツマイモをそのまま輪切りにした輪切り型の3種類が。関西では長細い長方形に切ったスティック型が一般的となっています。さらに地方によって使われるサツマイモの種類も異なっており、味にも違いがでるそう。

番組ではさまざまな大学いもが登場したのですが、その中でもMCのマツコ・デラックスは初めて食べるという北海道・小樽の「白い大学いも」に注目。砂糖をまぶしているため、温めると溶けてしまうという北国らしい大学いもを食べたマツコは、「面白い」「竜田揚げ食べてるみたい!」と驚きの声を上げています。

マツコが「これ大学いも?」「全く新しいジャンルのおいもじゃない」と驚愕した大学いもに、視聴者も思わず興味を引かれたよう。ネット上では「雪の乗った白い大学いもなんて初めて見た!」「北海道の雪タイプのやつ食べてみたい」「砂糖雪のかかったやつめちゃくちゃ美味しそう。むしろ北海道の人はアレがデフォなのかしら…」といった声が。

関西ではベーシック! スティックタイプの「簡単大学いも」

おやつにもおかずにもぴったりの大学いもは、家庭でも作ることができます。「簡単大学いも」は、関西でベーシックなスティックタイプの大学いも。作り方は、まずサツマイモを斜め8mmの厚さに切っていきましょう。さらに縦8mmの厚さにカット。水にさっとさらしてざるにあげたら、ペーパータオルで水をふいておきます。次にサツマイモを油を熱したフライパンで2~3分炒め、竹串がスッと通ったら、砂糖を加えてさらに加熱。砂糖が溶けたらしょうゆ、ごまを加えて完成です。

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輪切りのサツマイモ×ごまがちょっとおしゃれな「簡単大学いも」

レシピ名は同じ「簡単大学いも」ですが、お次に紹介するのは中部以南で主流の輪切り型の大学いも。まずサツマイモを皮付きのまま薄切りに。油を熱したフライパンにサツマイモを加えたら、砂糖、しょうゆ、水を順番に加え、汁がなくなるまで煮ていきます。最後に器に盛り、ごまをふったら出来上がり。

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今回紹介したレシピは両方とも、油で揚げずに大学いもが作れるお手軽レシピ。時間も5分程度で出来るので、ぜひお試しあれ!

【関連レシピ】

簡単大学いも(スティックタイプ)
簡単大学いも(輪切りタイプ)
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