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「自分の時間」を大切にする人ほど、お金も大切にできる理由

節約・マネー

収入や環境にかかわらず、”いいペース”で貯蓄ができている人の共通点のひとつに、毎日忙しくても「自分の時間」を確保していることがあります。

ちょっとだけ早起きしてコーヒーを飲む時間がもたらす効果

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「自分の時間」と聞くと、人気のカフェで過ごしたり、習い事で自分磨きに励んだり、おしゃれな小物で部屋を飾ったり……と、いかにも”映えそうな”シーンを連想してしまうかもしれませんが、むしろ逆。家や職場など、いつもと同じ当たり前の空間のなかでも、大きく深呼吸したあとに肩の力を抜いて「自分と向き合える」時間を指します。

たとえば、Hさん(38歳、お子さん2人、フルタイム勤務)は、家族が起きる前にちょっとだけ早起きして、コーヒーをていねいにいれて飲むのが日課です。お気に入りのカップに注いだらまずは香りを楽しみ、そのあとひと口ずつ味わいながら、1日のスケジュールを確認。そして、”今日をいい1日にするために、何をしようかな”と考えるそうです。

「早朝のすがすがしい空気と、自分のためだけに入れたスペシャルなコーヒーのおかげで、不思議とポジティブな気持ちになれるんです。たとえば、夫や職場の仲間にいう”ありがとう”という言葉の前に、今日は”いつも”を加えてみようかな、なんて」(Hさん)

Hさんの早朝のコーヒータイムは、わずか10分たらず。でも、このひとときがあるからこそ、あらたな気持ちで1日を迎える準備ができ、1日をシミュ―レーションして計画的に動けるようにもなって、だらだらと消費する時間を減らせるようになったといいます。

すると……時間に追われるのではなく、自分で時間をコントロールするという意識が生まれ、焦りやイライラが驚くほど消えていったそう。

「以前はストレス解消のために買い物に走ったりもしましたが、今はいつも落ち着いた気持ちでいられるのでむだ買いはほとんどしなくなりました。あのコーヒーのおかげだとしたら、スゴイ効果です(笑)」(Hさん)

ほかにも、

「昼休みにスマホでイチ押し俳優さんの動画を観たあと、もし偶然会ったらなんと言葉をかけるか考えます」(A.Mさん・46歳)
「家事の合間、好きなインテリア写真を眺めて、頭の中でエア模様替え。それだけでワクワク」(M.Kさん・29歳)
「新作チョコをつまみながら、夫と息子のいいところを10個ずつリストアップ。いつの間にかウルウルして、そのあとめちゃくちゃ元気に!」(Y.Wさん・36歳)

……と、人それぞれに時間をつくり、楽しんでいるようです。

こうやって”自分がくつろいで前向きになれる時間”をもっている人は、”貯めている”率が高い傾向に。短くても満たされる時間があると、いたずらに「モノ」や「刺激」を求める必要がなくなって消費が減るほか、家計を客観的に把握できたり、目標に向かって迷わず行動できるようです。

そして、この自分時間を手帳や家計簿などの記入にあてる人も実は多いんです。リラックスして意欲があふれる時間に、家族の楽しみや幸せを具体的にイメージし、そのために今できることを考える……。すると無意識に行動に移せるようになっていると、実践している人たちが教えてくれました。

スイーツを食べながらの家計簿タイムで貯蓄1000万円達成!

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Oさんもそのひとり。パート先での昼食は通常手づくりのお弁当ですが、週1回だけ出勤途中にコンビニに寄って新作スイーツを購入。おいしく堪能したあとに、ノートタイプの家計簿に1週間分の支出をササッと書き込み、現在の貯蓄額も再計算します。

「スイーツのおかげで幸せ気分いっぱいなので、使い過ぎには素直に反省できるんです。さらに貯蓄額の累計を確認することでがんばった自分をほめ、次なる目標や貯まったら欲しいもの、したいこと、そのためにいくら必要かなどをノートに書きこんでいます。自分が書いたことって忘れにくいから、ちゃんと行動に移せるんですよ」

結婚以来、赤字スレスレ、貯蓄ゼロだったというOさんは、ノート家計簿に書き込むようになったのを機に貯蓄体質に変わっていったそう。途中、出産や夫の転職による収入減も乗り越え、年間世帯収入の約3割をコンスタントに貯蓄。約7年で貯蓄1000万円を達成しました。

「コンビニスイーツで”自分にごほうび”は、間違っていませんでした(笑)。ささいなことを満足できる自分になれたら、むだなものはいらないと思えるようになるんです。貯まり出すと面白くなってきて、”もっとペースを上げるにはどうしたらいいか”などと、貯蓄意欲もアップ。こと細かじゃなくても、必要な情報だけ書き込んで今のわが家の状態がわかればそれでいい。貯めるって、そんなに難しいことじゃないとわかりました」(Oさん)

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