1年の締めくくりと新しい年の始まりは、いつもより豪快に飲食を楽しみたくなりますよね。で・す・が!……、それが何日も続いてしまっては“胃腸”が疲れてしまいます。
今回はヨガインストラクター・ビューティーフードアドバイザーの高木沙織さんに、年末年始で「疲れた胃腸をリセット」する方法を教えてもらってきました。
その不調も胃腸の疲れの現れかも?
食事をすると、食べたものが胃腸の運動や胃酸、消化酵素などによって消化され、吸収されやすい状態へと変わります。ふだん体調に問題がないときであれば飲食によって胃腸の不調を感じることはあまりないかもしれません。
しかし年末年始で食べる・飲む量、回数が増えたりして「膨満感が」「胃痛・腹痛が」「吐き気が」……などの不調を感じている人も少なくないのでは?
それだけではなく、胃腸が疲れてその働きが低下した状態が続くと、つぎのような症状が現れることもあるでしょう。
・肌荒れ
・イライラ
・身体が冷える
・疲れやすい、元気が出ない
・風邪をひきやすくなった
では、疲れさせてしまった胃腸をリセットするにはどうしたらよいのでしょうか。
疲れた胃腸をリセット:食事編
まずは、胃腸が疲れているときの食事の注意点です。
暴飲暴食や早食いに気をつけて、腹7~8分目でストップするよう心がけてください。加えて、脂っぽいものや脂肪分の多いもの、辛いもの、酸味の強いものなどは控えましょう。
「腹7~8分目の感覚が分からない」という人には、あと一品くらい食べられそうというところでストップすることをオススメします。
そして、次のようななるべく消化のよいものを食べるようにしてみてください。
・お粥
・うどん
・具材をこまかく切り、柔らかくなるようにしっかりと火を通したスープ
・白身魚
・脂身の少ない赤身肉や鶏肉
・豆腐
・バナナ
・りんご
など。ただ、単品食べや何日も上記のものしか食べない、といったことがないようにバランスを意識してください。
疲れた胃腸をリセット:運動編
胃腸の調子がよくないときに激しい運動や無理な運動をすることはオススメできません。また、「食べすぎた!」という後悔・罪悪感から、食後すぐに運動をするもの消化不良の原因になるので控えましょう。
身体を動かすのなら……