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見て、聴いて楽しめる岩の教会。フィンランドの「テンペリアウキオ教会」

「教会」というと、どんな建物が思い浮かびますか?
フィンランドのヘルシンキから、教会のイメージを大きく覆してしまうような自然の荒々しさと荘厳さをもつ「テンペリアウキオ教会」について紹介します。

写真 タナカユウキ

旅行・おでかけ

「教会」というと、どんな建物が思い浮かびますか?
フィンランドのヘルシンキから、教会のイメージを大きく覆してしまうような自然の荒々しさと荘厳さをもつ「テンペリアウキオ教会」について紹介します。

「岩の教会」テンペリアウキオ教会

盛り上がった丘から教会上部が飛び出している、テンペリアウキオ教会の外観

今回紹介するのは、フィンランドの首都ヘルシンキ中心部から路線バスで15分ほどの場所にある「テンペリアウキオ教会」。

ヨーロッパ圏内では、高くそびえた屋根と煌びやかな内装、ステンドグラスから色とりどりの光が差し込む美しい教会が多くありますが、テンペリアウキオ教会はそのイメージを大きく覆す存在です。

別名「岩の教会」とも呼ばれ、掘られた岩のなかに埋め込まれる特殊なつくり方で建てられました。

ぽっかりと空いた口のようなテンペリアウキオ教会への入口

教会の入口に到着しても、中の様子はまだわかりません。

入口は目の前の道路と地続きになっており、道路から近づいていくと建物に吸い込まれていくような感覚になります。

岩と銅のコントラストが美しい教会の内部

入口から岩の内壁に沿って歩き、教会の中心部へ

入口で3ユーロの入場料を支払って、教会の内部へ。

ぐるりとした円形からなる教会内部の壁は岩肌がむき出しになっており、自然がもつ荒々しさが感じられます。

銅で仕上げられた直径24メートルの円形屋根

円形の屋根と岩の壁で構成される教会内部

建物を覆う円形の屋根もまた、銅により表面が仕上げられています。

テンペリアウキオ教会が完成した1969年から経年変化をとおして、重厚感のある佇まいになっているのがとても印象的。

銅は美しく歳をとる素材です。金属として耐性が強く、きらやかに光る初めの状態から次第にくすんで深みのある色合いに育っていく。そんな銅の特性がとてもよく活かされています。

岩の壁と屋根をつなぐ鉄筋コンクリート製の梁

円形の屋根は、鉄筋コンクリート製の梁(はり)で支えられています。

梁と梁の間にはめ込まれているのは、合計180枚にもなるガラスの窓。

天井にはめ込まれた窓から自然光が降り注ぐことによって、銅と岩肌の素材感が引き立てられ、煌びやかな装飾とはまた違った荘厳さが感じられるのです。

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