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食べているのは日本人だけ!? ヘルシー食材「ごぼう」の魅力と意外な歴史

レシピ

きんぴらやサラダ、煮物など応用範囲の広いごぼうですが、食べているのは、じつは日本だけなのをご存知でしょうか?

ごぼうの原産地は、ユーラシア大陸やヨーロッパ、中国と言われています。平安時代に中国経由で薬草として日本に渡ってきたあと、平安中期には野菜として食べられたことが当時の献立に記載されています。

この記事では、日本で長く愛されてきたごぼうの魅力に迫ります!

ごぼうの種類と特徴って?長いもので1mはある

一般的に流通しているごぼうは「滝野川ごぼう」と呼ばれる、根っこが細くて長いものです。太さは3cmほどですが、長さは1mにもなるのが特徴です。この名前の由来は、江戸時代に栽培されていた土地の名前(現在の東京都北区滝野川)から取られたのだとか。京料理で使われる堀川ごぼうは、この滝野川ごぼうを越冬させて太くさせた品種なんだそうです。

そんな日本人には馴染み深いごぼうですが、生産状況は減少傾向にあります。農畜産業振興機構(alic)の平成30年1月29日付けの調査によると、平成28年の出荷量は11万8000トンと、前年に比べて1万3000トン減少しています。出荷量の減少は、平成24年の14万6000トンからほぼ毎年、続いているのです。

ごぼうには糖尿病予防への期待も!

ごぼうは水分が少なく炭水化物が多い野菜で、中国では薬草として用いられてきた歴史があります。食物繊維の含まれる量は野菜の中でもトップクラスで、便秘の解消やガン予防の効果も期待されています。また、ごぼうに含まれている多糖類「イヌリン」が、血糖値の上昇を防いで糖尿病予防への効果もあるとされ、まさに薬草にふさわしい食材なのです。

これだけ栄養価が高く、健康にもいいのですが、漫画「はだしのゲン」では、ごぼうが悲しい描かれ方をしています。アメリカ人の捕虜に日本兵が善意でごぼうを食べさせたところ、その時は感謝されましたが、後から「日本兵に木の根を食わされた」と非難されるエピソードがあるのです。それだけ、外国人にはよく分からない食べ物なのでしょうね。

しかしながら、ここ最近は健康にいいことが広まったこともあり、中国や台湾で食べられることも増えてきているようです。寿司が「Shushi」として世界に広まったように、ゆくゆくはごぼうも「Gobou」として日本の文化として広まる日がくるのかもしれませんね。

【参考レシピ】とりごぼうドリア

和食だけじゃない!ごぼうを鶏肉とあわせてドリアに♪

<材料>(2人分)

とりもも肉…1枚

ごぼう…1/2本

ご飯…茶碗2杯分(300g)

簡単ホワイトソース

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