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料理に落し蓋をする意味は?効果、代用品、活躍レシピまとめ!

レシピ

煮物のレシピによく登場する落し蓋ですが、どんな意味があるか知っていますか?普通の蓋ではダメなのか、落とし蓋の役割や正しい使い方などをご説明します。落とし蓋がなくても代用できるものや、落とし蓋を使っておいしくできるレシピもご紹介!

ちあき

和食に欠かせない落し蓋の意味って?

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煮物など、和食料理を作る際によく登場する「落し蓋」ですが、落し蓋を使う意味や役割についてはご存じでしょうか?普通の蓋を使うよりも落とし蓋を使った方がお料理がおいしくなるのか?今回は、ちゃんと意味のある便利な落し蓋について、詳しくご紹介!

落し蓋とは

落とし蓋とは、素材に味をよく染み渡らせるために使う蓋のこと。鍋の胴回りよりも少し小さめのため、使う際は素材に直接蓋をするように使います。

かつては木で作られたものが大半だった落し蓋ですが、最近ではシリコン素材を使ったものや、見た目がかわいらしいものも増えてきました。

落し蓋をする意味

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実際に落し蓋をすることは、どのような意味があるのでしょうか。順番に見ていきましょう。

煮汁が全体に行き渡り、味が染み込む

落し蓋を使うことによって、鍋の中の煮汁が少なくても全体にしっかりと行きわたり味がなじみやすくなります。 素材に味がよく染みるだけでなく、吹きこぼれを防いでくれる効果も。短時間で上手に煮物を作りたい時に便利なんですよ。

材料の煮崩れが少ない

蓋の下の食材を優しく押さえてくれるため、煮ている間に材料同士がぶつかり合って煮崩れてしまうことを防ぎます。

魚の嫌なニオイなどを逃がしてくれる

魚料理を作る際、どうしてもニオイが気になってしまうことがありますよね。そんな時にも落し蓋はおすすめです。落し蓋をすることで魚の生臭さが蒸気と一緒に逃げ、鍋の中に残らなくなります。おいしい香りだけが残ってくれるため、おすすめですよ。

落し蓋をしないとおいしくないの?

落し蓋をすることによって得られる意味についてご紹介しました。あると便利な落し蓋ですが、必ずしも必要なのでしょうか。

結論から言うと、必ずしもないといけないものではありません。落し蓋がなくてもおいしく煮物を作ることはできます。ですが、落し蓋をせず煮物を作ると、加熱度合や味自体にムラが出てしまうこともあります。

それほど料理をする頻度が高くないという方や、和食はあまり作らないという方は、わざわざ買うのはもったいなく感じてしまいますよね。そんな時は、家にあるものを使って代用しましょう。

キッチンにあるもので落し蓋を代用

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おいしい煮物を作りたいと思ってレシピなどを検索すると、「お鍋に材料を入れ、落し蓋をして煮込む」といった工程を見かけますが、ご自宅に落し蓋がない方も多いですよね。ご家庭によくある、落とし蓋の代用になるものをご紹介します。

クッキングシート

クッキングシートは食材やお鍋に焦げが付いてしまうことがなく、扱いやすい落し蓋の代用品です。

クッキングシートを落し蓋の代用にする際は、鍋より少し大きく切ったクッキングシートを、一度くしゃくしゃに丸めましょう。そして中心部と、周りに何箇所か穴を開け落し蓋の代わりにします。クッキングシートは特殊加工が施されているため、洗って再び落し蓋として使うこともできますよ。

アルミホイル

アルミホイルもクッキングシート同様、何か所か穴を開け一度丸めたものを再び開いて使います。

アルミホイルはたくさんのアクを取ってくれるため、落し蓋の代用品の中でもおすすめです。ただし、アルミホイルは破れやすいもの。再利用はしにくいので、代用品として使ったあとは捨てましょう。

キッチンペーパー

キッチンペーパーは、煮汁などの水分を含み、材料に味が染み込みやすいといった特徴を持ちます。キッチンペーパーを落し蓋の代用品にする際には、数枚を少しずつ重ねてお鍋の中にいれましょう。

真ん中の部分に隙間が開くように重ねることがポイント。煮汁の蒸気が隙間から上手に抜け出して、吹き上げも防ぎます。アクも取ってくれるので、便利な代用品です。

上でご紹介したアイテムのどれもない時は、皿を落し蓋の代用品として使用することも可能です。

落し蓋の代わりにする際は、鍋よりひと回り小さいのはもちろんのこと、できるだけ浅い皿を使用するとよいでしょう。重たいお皿は材料を潰してしまう可能性があるため、なるべく軽い皿を選ぶようにしましょう。

キャベツ

落し蓋の代用として使うだけでなく、煮物と一緒に食べられるキャベツは、エコな落し蓋の代用品です。できるだけ大きくてきれいな葉っぱを落し蓋の代わりにしましょう。

落とし蓋の種類

代用品を使うのではなく、本格的に落し蓋を準備するのであれば、素材ごとの特徴を把握した上で購入するとよいでしょう。それぞれの特徴をご紹介します。

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