この作品を通じて伝えたい思いとは?
監督 いまと時代は違うかもしれないけれど、自分のやりたいことを貫く強い気持ちを持つということと、それを達成することができるんだということは同じだから、そこを感じて欲しいと思っているわ。ミュージシャンであっても、アーティストであっても、何でもいいんだけれど、夢は叶うんだと信じることをこの映画からインスピレーションとして受け取ってもらいたいわね。
モードもつらい少女時代を過ごしていたにも関わらず、自分なりの道を見つけることができたわけだし、読者のみなさんも自分の夢を見つけて、自分の道のりを進んでいく自信を感じるはずよ。それと、たとえ自分が周りとちょっと違っていたとしても大丈夫なんだということも気がついてもらえたらうれしいわね。
最後に、ananwebを読んでいる日本の若い女性たちにメッセージをお願いします!
監督 私の場合は、もちろん運もあったとは思うけれど、「女性だから映画を作るのは無理だ」なんて一度も思ったことはないのよ。だから、何を目指していたとしても、できないと思わないで、できると思うこと。
いまは何でもルックスで判断したりするような時代だけど、みなさんは惑わされずに自分の夢を見極めて、叶うんだと信じて欲しいし、そういう部分がこの映画からも伝わることを願っているわ。
自分の幸せは自分にしか決められない!
さまざまな障害に見舞われながらも、道なき道を自ら切り開いたモード・ルイス。彼女の生き方からは、自分の好きなことを続ける喜びと支えてくれる人への愛、そして何よりもあきらめない気持ちが人生をより彩り豊かにしてくれるものだと感じるはずです。
心が満たされる予告編はこちら!
作品情報
『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』
3月3日(土)新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、東劇ほか全国ロードショー
配給:松竹
©2016 Small Shack Productions Inc. / Painted House Films Inc. / Parallel Films (Maudie) Ltd.
“Winter Sleigh” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.
“Oxen Team Winter” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.
“Snowball” by Maud Lewis. Courtesy of the Art Gallery of Nova Scotia, all rights reserved.