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ナンにでも合う!? カレーに“入れてはいけない食材”はあるのか問題

レシピ

大体どんな食材を煮込んでも、最終的には美味しくしてしまうのが日本のカレールウ。闇鍋でとんでもない料理が出来上がってしまっても、保険としてカレールウを買っておけばなんとかなるようです。

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大体どんな食材を煮込んでも、最終的には美味しくしてしまうのが日本のカレールウ。闇鍋でとんでもない料理が出来上がってしまっても、保険としてカレールウを買っておけばなんとかなるようです。

「闇カレー」に挑戦するもまさかの企画倒れ!?

先日、Twitter上でカレーに入れる食材を募集し、リプライされた食材を全部使用して闇カレーを作るという荒業に挑戦した猛者が現れました。当然リクエストされた食材の中には「粒あん」や「赤味噌」、「サラダチキン」といった、一般的にカレーには使われない食材も。しかし結局大体の食材が隠し味として機能したようで、ちゃんとした“カレー”が出来たそうです。

この結果には、「やっぱカレーってすごいんだな」「カレーを不味く作れるとしたら、それはもはや“才能”」「凄いことになってたけど、どうにかなるもんなんだな」「むしろカレーに入れちゃいけない隠し味ってなんだ?」といった声が上がりました。

カレーの隠し味として広く知られているものと言えばリンゴやはちみつ、チョコレートなどですが、他にも相性抜群な食材は様々。例えばハウス食品の公式サイトでは、バナナ、干しあんず、レーズン、レモン、ヨーグルト、ワイン、マンゴーチャツネペーストなどが推奨されています。

そのほか、サバ缶、いかの塩辛、ケチャップなども最近テレビで取り上げられ定番に。ここまでくると、逆に“入れてはいけない食材”の方が気になるほど。

しかし一見何でもアリなカレーの隠し味にも、個人の味覚によって好みが分かれるようで、味博士・鈴木隆一さんが味覚や食に関する情報を発信しているサイト「味博士の研究所」によると、人間の舌のタイプは5つの傾向に分類可能。例えば「甘味+酸味」が好きな「ショートケーキ型」の人は、カレーに甘味を増やすバナナや、酸味を増やすヨーグルトを入れると良いそうです。

またネット上にも様々な“隠れない”隠し味が報告されており、「とりあえず塩は安易に入れてはいけない」「個人的にカレーにコンニャクは無しだったな」「実はジャガイモが一番カレーに隠れてない説。カレーが不味くなるのは大体ジャガイモが煮崩れして味を消してしまう」との声が上がっていました。

梅酒を使った「手羽元の梅風味カレー」

ここからは一風変わった食材を使用するカレーのレシピを紹介していきましょう。まずは「手羽元の梅風味カレー」の作り方。

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油を熱したフライパンで玉ねぎを炒め、きつね色に色づいたらセロリ、にんにく、しょうがを加え、香りが出るまで加熱します。予め焼いておいた手羽元を加え、水とローリエ、梅酒、そして梅酒の中に入っている“梅”を投入。

煮立ったらアクを除きヨーグルトを加えてカレールーを割り入れ、ルーが溶けるまで煮こんだら完成。 好みで牛乳少々でのばしたヨーグルトとシナモンをかけても美味しくいただけます。

マイルドな味わい「ベトナム風ココナッツカレー」

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お次は「ベトナム風ココナッツカレー」。カレー粉と塩、こしょうを氷水で洗った手羽元によくもみ込み、20分ほどおいて下味をつけます。その後油を熱した鍋でにんにくとしょうがを炒め、香りが立ったらカレーペーストを投入。

さらに火を通したらココナッツミルクでよく溶きのばし、手羽元を加えじゃがいもがやわらかくなるまで10~15分ほど煮ていきましょう。最後にナンプラーとカレー粉、砂糖で味を整えたら出来上がり。ココナッツミルクがきいたマイルドなカレーが仕上がります。

市販のカレールウならそこまで大きな失敗はしないと思うので、たまには隠し味を冒険してみても面白いかも?

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