誰であろうと、傷付くことはあります。そんなとき、優しくして欲しいし励まして欲しいと思うでしょう。それは男女ともに言えること。でも、直接伝えるよりも、文章のほうが心に深く突き刺さる場合があります。そこで男性たちに、“傷心中に救われたと感じた女子からのLINE”というテーマでいろいろ聞いてみたのでご紹介します!
文・塚田牧夫
「けっぱれ!」と地元の言葉で
「ずっと北海道に住んでいたのですが、一年前に仕事の関係で離れることになりました。彼女がいたんですが、距離もあるし、仕事が成功するかどうかも分からないので、別れてしまったんです。
でも、正直キツいことばかりで、あるとき彼女に連絡してしまったんです。“帰ろうかな……”と泣き言をLINEで送ってしまいました。どこかで、喜んでくれるかもしれない……という気持ちもありました。
すると、返信が来ました。“けっぱれ!”とひと言だけ。“けっぱれ”というのは、“頑張れ”という意味です。実際、日常会話ではほとんど使われない言葉なんですが、なんかジンときたんですよね。
彼女の悲しみとか決意とか、色んな気持ちが詰まっているような気がして……。甘えてたなと……反省し、気を引き締め直しました」ライト(仮名)/27歳
「一年待ちの店なんだからね」と食事の誘い
「昨年、五年間勤めていた会社を辞めました。理由は色々ありますが、本当は辞めたくなんてなかった。しかし、辞めざるを得なかった……。
正直、めちゃくちゃ悔しかったんです。そんな愚痴を周りにこぼしていたら、ある女友だちからLINEが来ました。“食事に行こう”と言うんです。
励まそうとしているのは嬉しかったんですが、そのときは素直になれなかったんですよね。一回断っちゃったんです。そうしたら“一年待ちの店なんだからね”と。
なんでも超人気店らしく、一年前に予約を取っていたんだそう。もともとは彼氏と行く予定だったけど、最近別れてしまった。キャンセルするのももったいないので、相手を探していたと。
別れたばっかりでその子もつらかったろうに……。なのに俺のことを気に掛けてくれて……感謝です!」タツム(仮名)/29歳
「空を見て」と送ってくれた写真に…
「三年付き合った彼女と別れたときです。まあ、僕がフラれたんですけど……。それで、友だちが慰め会を開いてくれたんですよね。
飲んで騒いで、いったん悲しみは収まるんだけど、終わってみんないなくなるとやっぱり寂しくなる。すると、そこに参加してた女の子からLINEが来たんです。
“空を見て”というメッセージと一緒に、写真が送られてきました。これはきっと、“大きな空に比べれば、自分の悲しみなんてちっぽけなもの”というふうに解釈すべきものだと思いました。
しかし、違った。“拡大してよく見て”と送られてきました。確かに、綺麗な青い空の中央あたりに、小さな白い物体のようなものが浮かんでるんです。明らかに雲ではない……。
続いて“UFO?”と。拡大してみると、そう見えなくもない。思わず笑っちゃいましたよ。幾分か心も楽になりました」ケンゴ(仮名)/30歳
“傷心中の男を救った女子からの励ましLINE”をご紹介しました。
傷付いたり、落ち込んだりしている人に言葉をかけるのはなかなか難しい。相手を思ってひねり出した言葉が、まったく響かない場合もあります。
なのでこういったLINEを参考に、軽く励ましてあげましょう。救われた……と思われたら儲けもの! こっちもそのぐらいの軽い気持ちでいいかもしれません。
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