▲もっちもちもち 薔薇団子の作り方
たしかに、こういう冷凍庫貯金があれば「地味弁」とはおさらばできそうですよね!
また、ご飯もまとめて炊いて、お弁当1回分ずつ小分けに冷凍しているそう。
「白米、玄米、雑穀米、黒米など、いろいろな種類のご飯を楽しめますし、毎日違うご飯にすることも出来るので便利です」
xmizukax
こちらのお弁当は、ラディッシュ以外は全て冷凍庫貯金を使っています。ご飯は「白米に桜フレーク」、「黒米入り薬膳ご飯」、「玄米に黒ごま」の3種。1つのお弁当にご飯が3種類も入っているなんて贅沢! 冷凍庫貯金様様ですね♪ これからの季節はこんなお弁当を持って公園にでも出掛けたくなりますね。
野菜を冷凍庫貯金する際の注意点
xmizukax
みずかさんに、冷凍庫貯金して失敗だった食材はなかったか聞いたところ、「ずいぶん前に冷凍の本をチェックしていて、冷凍に向かない、水分が多い野菜や繊維の多い野菜は冷凍しないようにしていますので、そのあたりは大丈夫でした(笑)」との答えが。さすがです! それでも野菜を冷凍した際は注意すべき点があるそう。
「どんなに水分を切って冷凍しても、一度冷凍した野菜を解凍すると水が出ます。お弁当に入れる時は、キッチンペーパーで水を切ってから入れているのですが、水分と同時に塩分も流れてしまい、味が薄かったよと夫に言われたことが何度かありました(笑)。特に電子レンジでの解凍の時に水分が多く出る気がするので、それからは味見をして、薄いようなら一味足すようにしています」
一方、冷凍することで扱いやすくなるものも。
「冷凍すると野菜がしんなりするのですが、それを逆利用することを覚えました。たとえば人参や紫キャベツなど、マリネにする前に、塩もみして水気を絞る必要があるものってありますよね? それらを、時間のある時に千切りして、生のまま冷凍してしまうんです。使う時に解凍すれば、塩もみなしで水気を絞れて時短になります。生のパプリカやトマトはよく使う大きさに切って冷凍しておくと、解凍した時に皮がむきやすくなります。あと、キノコ類は冷凍することで旨味が凝縮されますよね」
たしかにそうですね! 冷凍庫貯金っていいこと尽くし。ちなみに、何日ぐらいで食べきった方が良いのかと言うと、「理想は2~3週間だと思います。あくまでも理想は……(笑)。タッパーとシリコンカップで保存するものに関しては、冷気にさらされて冷凍焼けしやすいので、早めに食べるようにしています」。また、みずかさんなりのルールで、食材は2回冷凍しないことにしていて、一度冷凍した野菜を使って作ったものは、冷蔵で食べ切るようにしているそう。そんな風にマイルールを決めると、やりやすそうですね。
これから力を入れたいのは、肉や魚の冷凍庫貯金!
xmizukax
これまでは主に、調理済みの副菜を無駄にしないために小分け冷凍していたみずかさんですが、最近では肉や魚のメイン食材を味付けして冷凍する、「#味付け冷凍」や「#下味冷凍」にハマっているそう。
「お肉もお魚も、そのまま冷凍している分もあるのですが、解凍して、下味を付けて……となると、時間もかかるし、根がぐうたらなので、面倒になってしまったり(笑)。でも、解凍して、“#あとは焼くだけ”って思うと、時間がなくても疲れていても、やる気が出ます(笑)。また、味が染みるので、オーブンやオーブントースター任せにして、他のことができたり、お肉が柔らかくなったりして、ズボラしながら逆においしくなるのが楽しいです。今後もいろいろな味付けを考えて、取り入れていきたいと思っています」
最後に、どうしても気になったので「お金の貯金も得意ですか?」と聞いてみたところ、「大の苦手です……。宵越しのお金は持たない方なので(笑)」。私と一緒! みずかさん、ありがとうございました!
冷凍庫貯金、始めませんか?
xmizukax
毎日のお弁当作りにはもちろん、仕事で帰りが遅くなってしまった日や、今日は疲れて何もしたくないという時、冷凍庫貯金があるととっても便利です。いきなりアレもコレもと貯めるのは難しいかもしれませんが、少しずつできるものからコツコツと始めてみませんか? あなたもきっと「いつかの自分にありがとう」と言いたくなる(タグをつけたくなる)はずですよ!