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木のまな板を漂白剤に浸けるのはNG!? 材質別まな板の正しいお手入れ方法

レシピ
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使い終わったらとりあえず洗うものの、特別なお手入れをする機会がなかなかない“まな板”。そのまま使い続けていると雑菌や変色が気になったりすることもありますよね。できるだけ長くきれいな状態を保つためにはどうしたらよいのでしょうか?

材質別まな板のお手入れ法

3月19日放送の「ヒルナンデス!」(日本テレビ)では、まな板のお手入れ方法を取り上げました。“まな板を知り尽くした男”として登場したのは、百種類以上のまな板を扱う「飯田屋」の飯田結太さん。芸能人が使っているまな板をチェックしていきます。

飯田さんは、お笑い芸人の森三中・村上知子さん愛用の木のまな板を「上手に使っている」と評価。村上さんは、肉を切る時にまな板の上に牛乳パックを敷くことを心がけているそう。牛乳パックを使用するのは、まな板の傷つきや食材のニオイ移りを防ぐのに有効です。

木のまな板は包丁が傷みにくく手への負担が少ない反面、表面に傷がつきやすいという短所も。傷から雑菌やカビが入り込んで発生する黒ずみは、洗うだけでは落ちません。まな板専用のヤスリをかけて削ったり、片面につき5秒ほど熱湯をかけて殺菌したりしましょう。木の中まで成分が入り込んで変色する可能性があるため、漂白剤に浸けるのはNGですよ。

一方プラスチック製のまな板は、材質が硬いため傷がつきにくく、お手入れが簡単なのが特徴。しかし、モデルのマギーさんが使っているまな板は傷だらけで洗い残しもあったよう。目に見えづらい食材の残りかすや洗い残しに対しては、スプレータイプの漂白剤を利用します。気になるところに4~5回吹きかけて数分置き、スポンジでよく洗えばOK。あとは水けを拭き、自然乾燥させてくださいね。

視聴者からは、「まな板用のヤスリはかなり欲しいかも!」「木のまな板、漂白剤に浸けていたよ。失敗だ」「スプレーの漂白剤は、全体を包丁でならすとさらにグー!」といったさまざまな反響が上がっています。

包丁は放置せずすぐに洗う!

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まな板の相棒である包丁も、気持ちよく使うためにはお手入れが必要。鍛冶屋「吉光」の公式サイトでは、包丁のお手入れ方法が紹介されています。包丁は使うたびに汚れをきちんと洗いましょう。特に刃と柄のつなぎ目部分は汚れがたまりやすいので念入りに。「あとで洗えばいいや…」なんて思って放置せず、すぐに洗うのがポイントです。

表面に浮かんだ小さなサビなら、大根の切れ端やスポンジを使ってクレンザーでていねいに洗えば落とせるそう。洗った後は乾いた布巾で水けをよく拭い、湿気のない場所に立てて収納します。

月に1度は研ぐのが望ましいのですが、家に砥石がない人は代用品を使うという手も。SNSでは「皿の糸底でこする」「アルミホイルを重ねたものをカット」といった方法が上がっているので、参考にするといいかもしれません。

使い勝手のよいまな板と包丁で、快適に料理ができるようになるといいですね。

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