ケーキメニューを開いて、やっぱりあると嬉しいのがチーズケーキ。濃厚でしっとりした食感、口いっぱいに広がるチーズの香りはコーヒーのキリリとした苦味との相性抜群です。雰囲気も素敵な最高のコーヒーブレイクを堪能できるカフェを5軒、ご紹介します。
編集部 / Hanako編集部
1.モデル・花梨さんリコメンド!カフェ〈altBAU〉/吉祥寺
吉祥寺近郊で育った花梨さんの行きつけは、駅から徒歩3 分のカフェ〈アルトバウ〉。「それぞれの席のスペースが広めにとられていて、のんびりできるんです。ここで友達とワイワイお茶するのが最高に楽しい。何人かが入れ替わりでやって来たりして、つい長居しちゃって(笑)」。
家具や什器はオーナーが集めたアンティーク。4人以上でも座れるソファ席もありWi-Fiも完備、ワンコ同伴もOK。ガールズトークが盛り上がる!
マロンのベイクドチーズケーキ600円、シナモンカプチーノ630円(各税込)。
「カプチーノのもこもこの泡も大好き。なんだか得した気分になるんです」と女子好みなメニューもポイント。
花梨/モデル。本誌をはじめ、『&Premium』の表紙や広告、CMなどで活躍。SHISHAMO『ほら、笑ってる』のMVに出演。
(Hanako1151号掲載/photo : Yoko Tajiri text : Hiroko Yabuki)
altBAU
吉祥寺駅
2.和室で寛ぐ静穏な時間。秘密にしていたい古民家喫茶〈喫茶杖〉/久我山
杉並の閑静な住宅街に立つ、築40余年の一軒家。2階の客間へ向かうと、古家具とレコード盤、近代文学の名作が出迎える。「この店は自分が好きだったすべての喫茶店のイメージをミックスしたもの。少し緊張感のある居心地の良さが理想です」と店主の薗田千晴さん。こだわりはコクのある深煎りのネルドリップで、豆は手回しの焙煎機で自ら焙煎する。
独学で習得した手回しロースターで焙煎する。
杖ブレンド500円。本日は「ふつう」で。自家製ホワイトチョコチーズケーキ450円。
ノリタケの花柄カップは「この部屋に合うから」と古道具屋で発掘したもの。営業は24時まで。書生さんの家のようなこの部屋なら、仕事帰りの読書も進みそうだ。
(Hanako1150号掲載/photo : Satoshi Nagare text : Yoko Fujimori)
喫茶杖
久我山駅
3.コーヒーと共に過ごす、耽美な時間が流れるカフェ〈Hummingbird coffee〉/学芸大学
築60年以上経つ古い住宅の「魅力を活かしたかった」と店主。
店内には真空管のアンプも完備。時間帯を選んで店になじむ心地よい音楽を流している。
アンティーク家具と花が印象的な店内には、静謐な空気が流れている。
オリジナルの深煎りブレンド550円、自家製チーズケーキ500円。クリームチーズをふんだんに使用した濃厚な味わい。
中目黒から拠点を移した自身の店では、縁のある焙煎家から仕入れた豆を使ったコーヒーを、好みを聞いて丁寧にハンドドリップ。コーヒーとの相性を追求したというスイーツもぜひ。
(Hanako1143号掲載/photo : Kanako Nakamura Michi Murakami text : Kimiko Yamada Yumiko Ikeda)
Hummingbird coffee
学芸大学駅