ケーキメニューを開いて、やっぱりあると嬉しいのがチーズケーキ。濃厚でしっとりした食感、口いっぱいに広がるチーズの香りはコーヒーのキリリとした苦味との相性抜群です。雰囲気も素敵な最高のコーヒーブレイクを堪能できるカフェを5軒、ご紹介します。
編集部 / Hanako編集部
ノリタケの花柄カップは「この部屋に合うから」と古道具屋で発掘したもの。営業は24時まで。書生さんの家のようなこの部屋なら、仕事帰りの読書も進みそうだ。
(Hanako1150号掲載/photo : Satoshi Nagare text : Yoko Fujimori)
喫茶杖
久我山駅
3.コーヒーと共に過ごす、耽美な時間が流れるカフェ〈Hummingbird coffee〉/学芸大学
築60年以上経つ古い住宅の「魅力を活かしたかった」と店主。

店内には真空管のアンプも完備。時間帯を選んで店になじむ心地よい音楽を流している。
アンティーク家具と花が印象的な店内には、静謐な空気が流れている。

オリジナルの深煎りブレンド550円、自家製チーズケーキ500円。クリームチーズをふんだんに使用した濃厚な味わい。
中目黒から拠点を移した自身の店では、縁のある焙煎家から仕入れた豆を使ったコーヒーを、好みを聞いて丁寧にハンドドリップ。コーヒーとの相性を追求したというスイーツもぜひ。

(Hanako1143号掲載/photo : Kanako Nakamura Michi Murakami text : Kimiko Yamada Yumiko Ikeda)
Hummingbird coffee
学芸大学駅
4.音楽と本とコーヒーと。一人の時間を愉しむ静謐な店〈トムネコゴ〉/井の頭公園
柱時計が時を刻む音、日本の古い家具、柔らかく響くジャズのモノラル盤。それが店主の平たいら良巨なおさんが理想とする喫茶の空間だ。

ONKYOのスピーカーは出力をモノラルにして温かい音質にしている。