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2,000年以上の歴史を刻む〈戸隠神社〉。[長野旅]山麓に広がる5つの神社を巡る旅へ。

旅行・おでかけ

400年以上守られてきた天然記念物の杜を歩く。

古くから高野山、比叡山と並ぶ一大霊場に数えられている戸隠山。日本の神話・天の岩戸伝説の舞台としても知られるその山の麓に、創建2000年以上の歴史を刻む戸隠神社はある。長野駅から約1時間、車を走らせるだけ。あっという間に下界とは切り離された、別世界へとたどり着く。五社からなる戸隠神社の参拝の起点となるのが、標高約1200mの場所に位置する「中社」。山ならではの澄んだ空気に、静寂で神々しい雰囲気。降り立って3分もすれば、心身が浄化されていくような、そんな気分に。
でも、戸隠神社の本社である「奥社」はさらにその先。車でアクセスできるのは参道の入り口まで。そこからは徒歩で片道40分。約2kmのちょっとハードな“ウォーキング”、もしくは軽めの“トレッキング”が待っている。入り口から15分ほど進むと、見えてくるのは「随神門(ずいしんもん)」。ここをくぐると、約500メートルにわたり、200本以上の杉の大木が連なる並木の参道が続く。木の根元の美しい苔、霜が降りた落ち葉、山から流れる小川のせせらぎが、参拝客を癒し、前へと進むパワーをくれる。ラスト10分、勾配のついた重なりあう岩階段を上れば、ゴールはすぐ。雪をかぶった戸隠連峰を間近に望みながらの参拝は、ちょっとほかでは味わえない体験。身も心も軽くなった帰路は、足取りも軽やか、あっという間。おいしいお蕎麦と長野県の伝統的なクラフト・竹細工を求め、再び中社エリアへと戻ろう。

【御神木】圧倒的な迫力で参拝客を出迎える天然記念物。

参拝の起点となる「中社」の御神徳は、学業成就、商売繁盛、家内安全など。神前結婚式の式場としても人気が高い。拝殿の手前には樹齢700年を超える御神木、入り口の階段横には、天然記念物に指定されている樹齢900年を超える三本杉も。

【授与品】五社それぞれで異なる御朱印をすべてそろえる。

五社それぞれ異なる御朱印をすべて受けると、記念のしおりがいただける。疫病除け、道中安全として、戸隠神社の聚長家に伝わる白澤(はくたく)も2020年夏より頒布されている。御朱印一社400円、白澤守1体500円(各税込)。

〈戸隠神社(とがくしじんじゃ)〉

「奥社(おくしゃ)」「中社(ちゅうしゃ)」「宝光社(ほうこうしゃ)」「九頭龍社(くずりゅうしゃ)」「火之御子社(ひのみこしゃ)」の五社からなる。長野駅からはバスで約1時間。2020年11月に84年ぶりに中社正面の高さ11mの大鳥居が建て替えられた。
■長野県長野市戸隠中社3506
■026-254-2001
■各社授与所9:00~17:00(冬は変更あり)
※奥社は例年1月6日から冬季閉殿

パン、フルーツ、ワインまで。竹細工の用途は進化中。

コーヒードリッパーは、店頭に並ぶそばから売り切れる人気商品。

この地に住んで5代目というご主人の井上栄一さんは、職人ながらも柔軟な発想で竹細工製品の魅力を発信するアイデアマン。『飾るよりもぜひ、普段使いしてくださいね』

光沢、滑らかさ、硬さ、丸みなど、ほかにない特性を持つ“戸隠根曲がり竹”だからできる完成度の高い製品は、国外からも注目の的。日本が誇る名品だ。

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