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本誌『もっと! ひみつの京都』特集から「ひみつの路地」のページからスピンオフ! 京都の路地にひそむ、隠れ家的ショップ3軒

旅行・おでかけ

4/12に発売された『もっと! ひみつの京都』特集でご紹介した6本の路地。そのうちの1本を、改めてHanako.tokyoで深くご紹介。

その路地は、京阪三条駅からほど近く。新麩屋街通の、なんの変哲もないビルとビルの間にあります。意識していなければ、100%見過ごしているであろう控えめな小さな看板が二つ。

ちなみに京都では、一般的な細い道のことではなく、突き当たりのある狭い道のことを路地と呼び書いて「ろーじ」と呼びます。路地とはつまり、行き止まりの細い道のこと。京都にどうして路地が多いかは、ぜひ本誌をご覧ください!

ドキドキしながら20mほど進むと、一番奥はこのように。まずは右にあるお店〈仔鹿〉の扉を開けてみると……。

出迎えてくれるのは、ちゃんちゃんこを羽織った、ほっこりかわいい店主の室原卓弥、沙采夫妻。もともとワインの輸入会社で働いていたふたりが京都に移住し、始めたお店。見回す限りはワインショップのようだけれど「普通のワイン屋さんにはなろうとしてないんです」というふたり。はて、そのココロは?

ラインナップは全部で80〜90種類ほど。普通の酒屋さんよりは少なめだけど、その分しっかり厳選。自宅でゆっくりと飲みたい、やさしく柔らかめの味わいが中心で、品種や産地にとらわれず、自分たちが実際に飲んで、おすすめするものしか扱わないという徹底ぶり。またおひとり様など、その日に1本を空けられないという人のために、3〜5日おいて味の変化が楽しめるものを選ぶよう、心がけているとか。

タグをよーく見ると、一本一本すべてに手書きの解説がびっしり!しかも「シュッとしてます」など、わかりやすい言葉に変えて書かれている。購入するとそのまま持って帰ることもでき、ちょっとしたZINEのよう。また季節などに合わせて紹介する特集コーナーもあり、取材時は「小踊りしてるワインたち」というテーマが。選ぶほうも心踊るネーミングが素敵。

「ワインだけでなく、本もコーヒーも好き」という彼らだけあり、秘密の屋根裏部屋を開放。ワイン箱に詰められた個人蔵書の本を読みながら、コーヒー(320円)とともに、しっぽりと自分時間を過ごすことができる。ずっとこもっていたくなる空間。

ワインだけでなく、リキュール類も販売。分からない時は相談すると、「だったらこれかな?」「あっちはどう?」とふたりでささやきあいながら、一生懸命選んでくれます。その様子を見るだけで「ここに来てよかった〜」と心和むことうけあい。

〈仔鹿〉
「鹿」の字をロゴマーク化した小さな看板が目印。
■京都市左京区新麩屋町通仁王門下る大菊町134-7
■︎090-6798-1427
■13:00~22:00
■火休

さらに奥まで進むと、一つの扉の向こうに二軒の小さなお店が。

選んでもらったワインを携え、次なるお店へ。看板はあるけれど、え?どこが入り口?と迷っていると「仔鹿」のふたりが出てきて「その後ろにある黒い扉を開けるんですよー」と、案内してくれました。

勇気を出して扉を開けると、またまた意外な空間が。正面は多肉やシダなどの観葉植物がずらり並ぶ坪庭のような空間、そして左右それぞれにさらなる入り口が。こちらは建築やインテリアの学校を出て、ユニットでものづくりをしている夫婦が営む、新しいコンセプトショップ&アトリエ〈ATELIER PLEH.〉。

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