パソコンやスマートフォンがすっかり浸透した昨今ですが、それでも“文房具”の使用頻度は意外と高いもの。いざという時に使えないと困ることも多いですが、トラブルの種類によってはちょっとした工夫で解決出来るかもしれません。
■ ハサミが刃こぼれした時の対処方法とは?
4月11日放送の「ZIP!」(日本テレビ系)では、文房具トラブルの解決方法が紹介されました。例えば刃こぼれして切れ味が悪くなったハサミは“アルミホイル”で復活。10枚ほど重ねたアルミホイルを切るだけで、切りくずがハサミの傷に入り込み刃を修復してくれます。
番組には、最近広く使われている「消せるボールペン」のトラブル解消方法も登場。ペンについているラバーで擦ると文字が消える便利なボールペンですが、場合によっては重要なメモ書きなどを消してしまうことも。しかし“コールドスプレー”を使うことで、一度消してしまった文字が復活するというのです。
そもそも「消せるボールペン」は、摩擦熱によって特殊なインクが透明化するという代物。そこでコールドスプレーを吹きかけマイナス20℃前後に冷やすと、透明化したインクの色が戻り文字が浮かび上がります。
ペンで布などに名前を書く際の悩みの種「文字のにじみ」には“チョーク”が有効。ペンのにじみはインクが繊維を浸透していく「毛細管現象」が原因なのですが、文字を書く場所にチョークを塗ることで粉が繊維をコーティング。インクが広がるのを防いでくれるので、子どもの上履きの名前を記入する時などには最適です。
番組で紹介されたトラブル解決方法に、視聴者からは「消せるボールペンって透明になってるだけだったんだ! これはいいこと聞いた」「チョークの裏技がめっちゃ使える」「アルミホイル切るとハサミが復活するのか」「文房具トラブルの解決方法は本当にありがたい」といった声が上がりました。
■ 「ZEBRA」流の色分け術
番組で紹介された以外にも、文房具の裏技は様々。例えば「ZEBRA」の公式サイトには、3色ボールペンの活用方法が紹介されています。同サイトによると3色ボールペンでの色分けは、ダイエットにも効果的なのだとか。ダイエットのスケジュールを手帳に書く際は、色分け1つでモチベーションアップが期待できるそうです。
使用するのは赤・青・黒の3色ボールペン。まず赤は「我慢できずに食べてしまった甘い物、油物など」を記入する時に使用。「危機感をあおる意味でも赤色はベスト」と推奨されていました。一方で消費したカロリーは青で記入。そして黒のペンは、体重の変動が一目でわかる折れ線グラフを書くときに使います。
その他ネット上では、「ボールペンが出なくなったときは熱するとインクが出る!」「三角定規を2枚重ねて頑張ればハサミの代わりになるよ」といったアドバイスを紹介する人も。上手に活用することで、文房具のポテンシャルをさらに引き出せそうですね。