ビーチリゾート・ハワイを堪能するのに欠かせないものといったらこれ!憧れのラグジュアリーホテル〈ROYAL HAWAIIAN〉の魅惑のステイをご紹介。クラシカルかつエキゾチックな建築様式が一層バカンス気分を盛り上げてくれます。
編集部 / Hanako編集部
ワイキキを象徴するピンクの宮殿で、ザ・クラシックなハワイを満喫。
ワイキキといえば青い空と青い海、そして〈ロイヤル ハワイアン ホテル〉のピンク色。ハワイの「ザ・クラシック」といえばこのホテル。昨日や今日「インスタ映え」のために作られたイメージとは訳が違って(もちろんどこを切り取っても「インスタ映え」はばっちり!)、1927年創業の長い歴史が培ってきた本物だ。
中庭から見上げたピンクパレス。創業時はここが正面玄関だったそうだ。
カラカウア通りからロイヤルハワイアンセンターの間を抜けた先に広がる中庭のココナッツ・グローブ。スパニッシュムーア風の建築様式が取り入れられた本館「ヒストリック・ビルディング」の荘厳な回廊。ワイキキビーチに映えるピンク色のパラソル。
重厚な木のドアには手彫りのレリーフが。
ガーデンに面した「ヒストリック・ルーム」。
〈ロイヤル ハワイアン ホテル〉に来たらぜひ一度は体験してほしい「ロイヤル ハワイアン ルアウ~アハ アイナ~」。ダイヤモンドヘッドやワイキキビーチに夕陽が沈んでいくのを合図に、ダイナミックなショーと食事がスタート。楽しみながらハワイの歴史を学べる。毎週月・木、17:30~20:00。大人1名187.43ドル~。
ハード面のクラシックな趣は創業時から守られながら、〈アズーア レストラン〉で提供されるモダンなシーフードや快適な滞在のためのゲストサービスなど、ソフト面は時代とともに洗練されてきた。
〈アズーアレストラン〉でいただけるメニューは、新鮮な魚介を使ったものが豊富。
長い時を経て「ザ・クラシック」へ昇華したホテルで古き良きハワイの姿を見れば、ここがこんなにも長く人々に愛される特別なリゾートである理由がきっとわかるはず。
〈ロイヤル ハワイアン ベーカリー〉では、クオリティの高いホテルメイドのペストリーがいただける。
日替わりのデニッシュ3.25ドル。おいしいコーヒー2.75ドルと一緒に、朝食やおやつにぴったり。
「チェックインまで、あと少し時間があるけれどどうしよう」、そんなときに役立つ、この「ホオキパ・ラウンジ」。
一部ヒストリックカテゴリーの宿泊者だけが使えるゆったりとした空間は、フリーフード、フリードリンク。多くの人でにぎわうワイキキの中心地で、使い勝手の良いスペースがあるのはうれしい。
〈The Royal Hawaiian, a Luxury Collection Resort〉
ココナッツの木立に囲まれた荘厳な建物の中は落ち着いたムード。〈マイタイ バー〉でここ発祥のマイタイカクテルを飲むのも忘れないで。ポケットWi-Fiのレンタルが無料(1室1滞在につき1台)。国内および国際電話利用無料。
■2259 Kalakaua Ave., Honolulu
■808-923-7311
■全528室 2名1室
■420ドル~
(Hanako1155号掲載/photo : Masako Nakagawa text : Rio Hirai)