無料の会員登録をすると
お気に入りができます

[おうちごはんインタビュー vol.19]@ykazuki さん

レシピ

―― たしかに出来立ての温かさまで伝わってくるようです! 盛り付けについてはいかがでしょう? こだわっている点や参考にされているものがあれば教えてください。

盛り付けに関しては、料理家としてとても不勉強だと思います(笑)。というより、盛り付けようという意識があまりなくて、鍋を返して盛っただけのことが多いです。
撮影の都合上、具材が映らない場合は触りますが、触ると余計に汚くなってしまうので、大抵そのままにしています。ごはんを丁寧によそったり、おみそ汁を玉杓子でよそったり、それだけです。インスタ映えのものや、雑誌や外食で見るようなものは家庭ではしなくていいと思っているので、盛り付け以外での「おいしそう」を見つけるようにしています。

―― 器もとってもすてきです。お気に入りの器や調理器具など教えてください。

器のことは話しだすとキリがないのですが、うちにある和食器はマシンメイドのものより、なるべく人の手で作られた民芸品が中心です。旅行に出掛けると、まずは窯や器のお店を探します。
器もそうですが、私の一汁一菜の礎となっているのが「お膳」です。実は一番よく聞かれるのは「お膳はどちらのものをお使いですか?」という質問なんですよ。投稿している木工のお膳は、ふるいともかずさんという作家さんの作品です。日常で本当に使いやすく、一生ものを見つけたと思っています。
調理器具も自分にとって使いやすいものを見つければよいと思っていて、特にみそ汁を作るときに使っているフィスラー製のソースパンがお気に入りです。あれは鍋の中だけではなく外側もピカピカにしようという気にしてくれます。

木の器と暮らしの道具、木の家具 ふるいともかず http://www.tsukinowa-tomo.com/

―― そのお膳とソースパン、欲しくなってきました(笑)。では、今後挑戦してみたいおうちごはんはありますか? 一汁一菜でもいいですし、それ以外でも!

先ほどのお弁当もそうですが、しばらくは家庭料理の追究になりそうです。おうちごはんであれば、和食だけでなく洋食も日本の家庭料理と言っていいと思うんですよね。素材を活かす、きちんと作るという和食にならえるものがたくさんあるはずですし。カレーライスも日本の家庭料理の姿になりつつありますしね。カレーって実はみそ汁とも合うんですよ。なので和食に限らず、家庭で作れるからこそのおいしさを、今後も考えていきたいと思います。

―― 最後に、カズさんにとって、おうちごはんとは?

ずばり「家庭料理」そのものです。イモの煮転がし、おあげさんの炊いたん、牛すじ煮込み……こういった日本の家庭料理というのはレシピを考えた人の名前も分からなければ、料理そのものに名前がない場合が多いです。家庭料理はいろいろな人の手と知恵で受け継がれ、今の食卓に並んでいます。流行りもののレシピや、お店の味の再現に挑戦するのもいいのですが、素材そのものを活かしたおうちごはんが実は長く親しまれ、食文化として受け継がれていきます。それぞれの家庭ならではのおうちごはんが広がればいいですね。でも肩の力を抜いて、料理を楽しむことが一番。そうしたら絶対においしくなると思います。

ykazu(カズ) on Instagram: “今日の一汁一菜 里芋と牛バラの煮物、しめじとおあげさんのみそ汁 ---- (分量は2人分、里芋10個、牛バラブロック1パック) 里芋は皮をむき、下茹でしていないものを使います。(下茹で済のものは※で里芋を一旦取り出します)…”
instagram.com

ありがとうございました!

たしかに毎日、たくさんのおかずを作るのは大変。カズさんのお話を聞いていたら「一汁一菜を丁寧に作ればそれでいいんだ」と思えて、心が軽くなりました。
ごはん作りに悩んでいる方は、カズさんの一汁一菜を参考にしてみてはいかがでしょうか。Twitterも読み応えがあって楽しいので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね!

ykazu(カズ) (@ykazuki) さんのインスタグラム
ykazu(カズ) (@ykazukitchen)さんのTwitter
オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ