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むくみやすい人、必見! 「さらし巻きダイエット」で体を絞る

美容

夏を目前に控え、急ピッチでウェイトダウン・サイズダウンしたい人に朗報! むくみによって上乗せされている1kgを、1週間で絞る方法を伝授します。

むくみを改善すれば、見た目もスッキリ!

「女性の体重は、むくみによって1kgほど上乗せされている場合がほとんど」と話すのは、トレーナーである金谷憲明さん。そもそも女性は男性よりも筋肉量が30%少なく、代謝されるはずの水分が体内に残ってしまい、むくみやすいのだという。

そこで金谷さんが提唱するのは、気になるパーツを1週間で狙い撃ちできる「さらし巻きダイエット」。エクササイズとさらしのW効果で、水分代謝が促進され効率的にむくみを取ることができるというもの。

「水分がむくみの原因だからといって、水分補給しないのは逆効果。代謝を促すには水分をしっかり摂るべきです。特にエクササイズ中は汗をかいて脱水状態になりやすいため、こまめな補給を忘れずに。また、エクササイズ中にさらしが緩んできたら、巻き直してから再開しましょう」

さらし巻きダイエット“3原則”

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【筋膜をほぐして代謝を上げる】
さらしを巻く前にまずは下準備。筋肉が固まったまま運動をすると、逆に太くなる可能性があるため最初に緩めておくことが大切。「トレーニングをする部位の筋肉に専用のローラーを当てる、あるいは手のひらで圧をかけながらさすり、筋膜を正常な状態に戻します。すると体液が流れやすくなり、代謝が促されます」

【脚の神経を刺激して重心を整える】
次に眠っている神経を活性化させ、スムーズにエクササイズに入る状態を作る。「太ももの横→スネの骨の横→足の甲の順に両手でパンパン叩き“この筋肉を動かすよ”という指令を送ります。最後にジャンプを3回。これで重心が整い、正しい姿勢で立てるようになる。この状態で運動をすると、効果が高まります」

【さらしを巻いてエクササイズを行う】
さらしを巻くだけでも水分代謝が促進されて体はスッキリ。けれどエクササイズを組み合わせることで、不必要な水分を代謝する力が倍増するという。「運動によって、水分が汗や呼気となり体外へ排出されます。今回紹介するエクササイズは、さらしを巻いていない状態で行っても引き締め効果がありますよ」

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基本の巻き方

【用意するもの】
キツすぎず、緩すぎず、ちょうどいい塩梅で圧を調節できる「さらし」。お腹まわりには10m、太ももには5mのものがベスト。ネットや薬局などで購入可。新品のさらしを使う際は、使う前に必ず1回洗うこと。やわらかくなり、巻きやすくなる。すぐに手に入らない場合は、まずはさらしなしでもOK。

【お腹まわり】

1. 起点でしっかり固定されるようにさらしの端を外側に折って、おへその下にあてる。端をしっかり押さえた状態でさらしを背中に回し、斜め上方向に巻き上げる。
2. ひと巻きごとに緩めの帯くらいに締め、少しずつ重なるように巻き上げていく。胸下まできたら、持っているさらしを折り返して、斜め下方向に転換し、さらに巻いていく。
3. これを何往復か繰り返し、巻き終わったさらしの端を内側に挟み込んで留める。指1本がギリギリ入るくらいにしっかり締まっていて、なおかつ自然な呼吸ができる強さで。

【太もも】

1. 椅子に座った状態でさらしを巻くと緩みやすいため、必ず立ったまま巻く。さらしの端を外側に折って、太ももの中央にあてる。端をしっかり押さえた状態で、膝の裏に回す。
2. 片端を引っ張って押さえた状態で膝上から巻き始め、時々少し締めるようにしながら巻き上げる。脚の付け根まできたら、さらしを折り返し、今度は巻き下げていく。
3. これを繰り返し、巻き終わった端をさらしの間に挟み込んで留める。お腹まわりはTシャツの上から巻いても問題ないが、太ももは素肌の上に直接巻いたほうが緩みにくい。

かなや・のりあき トレーナー/均整術師。パーソナルトレーニングスタジオ「K.B.L」主宰。女優やモデルを中心としたクライアントを数多く受け持つ。

※『anan』2018年6月13日号より。写真・小笠原真紀 イラスト・山中玲奈 取材、文・黒澤祐美

(by anan編集部)

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