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[2/22〜2/28の運勢]2月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

占い

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

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2021年上半期の運勢も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

2021年上半期の運勢

今週のおひつじ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

意志をこしらえる

今週のおひつじ座は、連綿と継がれてきた意志の連鎖を感得していくような星回り。

「百年は生きよみどりご春の月」(仙田洋子)の「みどりご」とは、3歳くらいまでの嬰児のことを指す言葉。若い母親が我が子への思いを言い放っているのでしょうか。かつては、今日明日の無事と成長を祈るだけでも精一杯であった時代もあったことを思えば、いかにも現代らしい生命賛歌です。

この“母親”は言わばへその緒でつながった「みどりご」へ限りない愛とともに自らの願いを凝集させ、移しこんでいこうとしている訳ですが、それは実際の子どもであれ、何らかの作品や新たな活動であれ、中長期的な未来を肯定的に捉えていこうという強い意志に支えられて初めて可能になります。

これは逆に言えば、こうして今あなたが無事に生き永らえているのも、連綿と母から子へ継がれてきた「生きよ」という願いの連鎖のおかげであるということでもあるのではないでしょうか。今週のあなたもまた、背後からの願いに懸命に応答していくことを意識してみるべし。

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今週のおうし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

運よく花咲く

今週のおうし座は、自分なりの情緒を表現する手段がひとつあれば、それでいいじゃないか。

世界的な数学者で名文家としても知られる、岡潔が記したエッセイ集『春宵十話』の「発見の鋭い喜び」という章には、次のような一節があります。

「よく人から数学をやって何になるのかと聞かれるが、私は春の野に咲くスミレはただスミレらしく咲いているだけでいいと思っている。咲くことがどんなによいことであろうとなかろうと、それはスミレのあずかり知らないことだ。(略)私についていえば、ただ数学を学ぶ喜びを食べて生きているというだけである。そしてその喜びは「発見の喜び」にほかならない。」

そもそも数学者に対し、人類に何の役に立つのかという問いを立てること自体が無粋ではありますが、これは「情緒」というものが失われた結果では。岡は別の箇所でも、数学とは「自らの情緒を外に表現することによって作り出す学問芸術の一つ」などとも述べています。あなたも「言葉では言えないが知っている」何がしかを表現していくことに心血を、そして人生の活路を見出していきたいところ。

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今週のふたご座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

腰を落として踵を踏んで

今週のふたご座は、右往左往がおさまっていくような星回り。

「話しつつ行き過ぎ戻る梅の門」(高浜虚子)で詠まれているのはおそらく、話しながら歩いていたら、うっかり目指す家の前を通りすぎてしまった光景。気が付いて引き返し、家にたどり着くと梅が咲いていた。大意としてはこんなところでしょうか。

句全体にどこかのんびりとした春特有の気分が感じられますが、はじめに通りすぎた際には梅には気付かなかったというところが味噌。さながら逆行と順行を繰り返す惑星のように、行きつ戻りつしてようやく何かに気が付くことができる。そしてそういう人間を梅の花が迎え入れることで「門」となる。

では、「門」をくぐった人間はどこへ行くのだろうか。寒さに耐えながら辛抱強く咲く梅の花は高潔と忠実の象徴であり、それは“春”という新たな世界への門出でもあるのでしょう。今週のあなたもまた、ようやく苦境を乗り越えたという安堵のなかで新たなサイクルが既に始まりつつあることを実感していけるはず。

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