先日電車に乗っていたら、おそらくフラれたばかりの女性が「絶対いい女になって見返してやる」と友達に話しているのが耳に入ってきました。いったい“いい女”ってどんな女性を指すのでしょう? 「美人」「物分かりがいい」「気遣いができる」「一緒に連れて歩きたい色気を持っている」などを女性は大概想像しますが、実際男性はどう思っているのか気になりますよね。というわけで、周りの男子に聞いてみました。
【アンアン総研リサーチ】vol.108 文・Yoshimi
経営者が求める “いい女” とは
「一緒に生きていける、生命力のある女性」(20代・IT関係企業経営者)
経営者ともなると、常に危機感を持って生きています。日々プレッシャーを感じながら仕事をこなす彼らにとって、どんな環境でも生きていける生命力のある女性はとても魅力的。仕事の都合で治安の悪い国に行かなくてはならなくなった時、自分の会社が倒産してしまった時、どんな状況変化にも柔軟に対応でき、たとえ窮地に追い込まれても一緒に乗り越えてくれる、そんな強さを持った女性が “いい女” と映るようです。
経営者タイプを狙いたい女子の皆さん、見た目だけでなくサバイバル力も一緒に磨きましょう!
営業マンは、空気の読める女
「周りの人に紹介しても恥ずかしくない子」 (30代・IT関係営業職)
確かに、これはよく聞きますね。営業職の場合、上司や仕事先の人とのパーティやイベントで、奥様や彼女を連れて立って出席しなくてはいけない機会もあるでしょうし、連れて歩く女性によって自分の価値が変化すると考える男性も多数。誰にでも愛想よく、その場の空気を読んで行動できる女性が彼らにとっての “いい女” のようです。
エンジニアは、家庭的な子
「料理のできる子」 (30代・ITエンジニア)
これは男性が女性に求める鉄板です。エンジニア職は仕事で帰りが遅く、自炊ができず、また営業職と違い外出も少ないのでコンビニ食などの不摂生が続きがちであることが理由に挙げられるでしょう。さらに、どちらかというと欲望が薄く草食系タイプが多い彼らには、人生において大切な “衣食住” の“食” を満たしてくれる子が “いい女” と映るようです。
次は、エンジニア系のチャラ男のお答え!
チャラ男は、美脚から〇〇を知る
「脚が綺麗な子」(30代・チャラめエンジニア)
「脚のきれいな子が好み」なんて言う男性の声を聞くと、女を見た目だけで判断している薄っぺらい男のように聞こえますが、彼らにも主張はあるようです。単に「きれいな脚が好き」というわけではなく、“脚が綺麗な人” =“普段の生活もキレイな人” と考えるのだとか。確かに、むくみ、ムダ毛、かかとのガサガサなど、脚は少し気を抜くだけで女子力の低さが現れてしまう部位。男性はみんな単純にいやらしい意味で脚を見ているのではなく、食生活やお手入れのマメさのバロメーターにしている人も多いようです。特に女子慣れしている男子はよく見ている箇所なので、イケイケな男子やモテる男性が好きな方は、足の先まで毎日抜かりなくお手入れするように心がけましょう。
インドア派は、正反対
「自分にないものを持っている子」(20代・まじめインドア系エンジニア)
まじめであまりアウトゴーイングではないタイプの男性にとって、初対面の人でも明るく話を合わせられる女子はとても魅力的に映るようです。確かに、人間にはそれぞれ向き不向きがあります。付き合っていく上で、お互いに足りないものを補える関係って素敵ですよね。
自由の国は、大胆!
番外編:「セクシーでお尻の大きい子」(30代・アメリカ人)
男の欲望を満たすセクシーさと安産型なイメージを与える大きなお尻の女性は、万国共通で男性から評価が高いようです。でも、欲望のままはっきりと「セクシーでお尻の大きい子がいい女」と言ってしまうのは、やっぱり自由の国アメリカの男。潔い。
仕事や性格、ライフスタイルで、人それぞれ
いかがでしたか? どうやら男性は、ただ美人で性格の良い女性を “いい女” として定義しているわけではないようです。自分の人生やライフスタイルに合わせることができる、自分の生活の穴を埋めてくれるような女性が、彼らにとっての本当の “いい女” のようです。つまり、それぞれの性格や属性によって若干の偏りはあるものの、「これだ!」といった定義は特になく、相手に合わせてその人の求める存在になれるかどうかが肝心のよう。みなさんも、好きな男性についてリサーチをして、彼にあった “いい女” を目指してみてはいかがでしょうか。
以上、【アンアン総研リサーチ】vol.108 でした!