美容液を使えば、「毛穴・シミ・シワが消えて、色白になって、肌が再生する!」、だって「美容液は万能だから」なんて思っていませんか? でも、知らぬ間に損しているかも。そこで、200本以上美容液をテストしてきた『LDK』がギモンを解決。今回は「保湿美容液」のおすすめをご紹介します。
雑誌『LDK』から生まれた姉妹誌・コスメ雑誌の『LDK the Beauty』編集部では、今まで200本以上の美容液を検証してきました。そして、最近重要なことに気づきました。それは、「美容液が誤解されている!」ということ。
編集部が公式SNSで行った、「美容液を使用しているか」というアンケート調査では、現在美容液を使用していると答えた人は7割という結果に。
▼美容液を使用しているかのアンケート結果
「どんな種類を使っていますか?」という質問では、お悩みNo.2は「美白」でした。
日常的に美容液を使っている人が多くいるということがわかりましたが、ほどんどの人が、美容液でシミ・シワ・毛穴が抹消されると思っていたり、高いものを使えばいいと思って使用していたり……。
しかし実は美容液自体に明確な定義はないんです。全成分を見たら化粧水や乳液とあまり変わらないという場合も。
そこで、選び方から使い方まで、効く美容液の真相を徹底的に調査!
今回は、「保湿美容液」に注目。人気ブランドを中心に美容液をテストし、好成績をおさめた2製品を発表します。
なんとなく、化粧水や乳液よりも保湿力が高そうというイメージを持たれている保湿美容液。確かに保湿に特化しているため、他のカテゴリーよりも保湿剤の濃度が高いのが特徴です。
化粧水と乳液でも保湿はできますが、乾燥が気になるなら保湿美容液を取り入れたほうが効率的。これ1本だけでも保湿できるので、あれこれ買い足すよりも、効率よくスキンケアできます。
セラミドは、肌の水分を逃さないよう保つ成分。ヒアルロン酸は、保水力が高く、保湿成分の代表格といえます。
そのため、うるおいを保つセラミドやヒアルロン酸が不足すると、肌のバリア機能が低下して乾燥状態に。スキンケアで補うことが大事です。
セラミドは、複数種類入っているものがオススメです。
極度の乾燥状態は保湿美容液では改善できない場合も。アトピー体質は、肌のバリア機能が弱いので、自己判断であれこれ塗らずに皮膚科で治療がベストです。
それでは、口コミで人気の製品を集めてテストを行った際に優秀だった保湿美容液2製品をご紹介します。
菊正宗
日本酒の美容液
150ml
実勢価格:1980円
▼検証結果
保湿力:◎
成分 :◎+
使用感:○
2回の検証で確かな実力を証明した菊正宗「日本酒の美容液」。セラミドにプラセンタ、グリチルリチン酸2Kなど、保湿だけでなく美白や肌荒れ防止にも効果が期待できる成分が入っています。
保湿力も高く冬場でも安心です。日本酒の匂いがふわっと香る「菊正宗」で脱カサカサ肌を目指しましょう!
matsukiyo
ウーマンメソッド
トリプルA
トリートメントセラム
60ml
実勢価格:1628円
▼検証結果
保湿力:◎+
成分 :◎
使用感:○
フローラル系のやさしい匂いが香るmatsukiyo「ウーマンメソッド トリプルA トリートメントセラム」は、マツキヨで購入できる保湿美容液。
塗布3時間後の肌水分量のテストでは、ワースト製品の倍以上の保湿力を発揮しました。
高い保湿力はもちろん、みずみずしいテクスチャーも高評価。肌にスッとなじんでうるおいます。超敏感肌の人にオススメです。
以上、保湿美容液の基礎知識とベスト製品のご紹介でした。
今回お届けした内容を含む「効く美容液の真相ぶっちゃけます」特集を掲載した『LDK the Beauty』2021年3月号はこちらで読めます。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
晋遊舎
『LDK the Beauty』
2021年3月号
ぜひ、記事を参考にしてみてください!