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平日の夕ご飯。どのくらいの時間でおかずは何品作ってる?

レシピ

みなさんは食事の支度をするのに、どのくらいの時間をかけていますか?   家族の人数や、お子さんの年齢によって作る量が違うと思いますが、できれば短時間で美味しいおかずを何品も作れたらいいですよね。ママスタコミュニティに、夕ご飯の支度について悩んでいるママから相談が寄せられました。

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みなさんは食事の支度をするのに、どのくらいの時間をかけていますか?   家族の人数や、お子さんの年齢によって作る量が違うと思いますが、できれば短時間で美味しいおかずを何品も作れたらいいですよね。ママスタコミュニティに、夕ご飯の支度について悩んでいるママから相談が寄せられました。

『もうすぐ2歳になる子と中学生の子どもがいます。中学生と旦那はよく食べる。でも下の子の相手をしながらだと、夕ご飯におかず1品と味噌汁を作るだけで1時間かかってしまう。せめてもと思って味噌汁は具沢山にしているけれど、自分の要領が悪くてイヤになってしまいます。みなさんは、どのくらいの時間で何品作っていますか?』

この相談を読んだママたちからは「うちも似たようなもの」と共感の声や、「私は工夫して3、4品は作る」と改善点のアドバイスなど、さまざまなコメントが寄せられました。

ママたちは何品作る?時間はどのくらいかける?

はじめに投稿者さんが「どのくらいの時間で何品作るか?」の問いかけに寄せられたコメントを紹介します。

『凝ったものを作らなければ30分で1汁3菜。でもうちは子どもが大きいからね。2歳児がいたら大変だよね』
『うちもそんな感じだよ。簡単なやつしか作ってない。ご飯・主菜・副菜・味噌汁。30分で作れるようなメニューだよ』
『1時間で3品と汁物。気分がのっていたら4品目も作る』
『1時間もしないうちに5品くらいは作れる。煮物を作っているあいだに焼いたり和えたりできる』

コメントしてくれたママたちの夕ご飯作りにかける時間は、おおむね30分から1時間以内。1時間以上かけるママは今回の投稿では少数派だったようです。投稿者さんも料理する時間は1時間程度とのことでしたので、時間的には大差ないようですね。それでも作れる品数が少ないと悩む投稿者さんに、こんな点を気をつけたらどうかとアドバイスも寄せられています。

夕ご飯の準備段階での工夫

まずは料理を作りはじめる前について。メニューを考えたり材料を購入したりするときに工夫できるアドバイスを紹介します。

『冷蔵庫の材料をみて「なに作ろう?」とか考えながら作っていない?   考える時間の分だけロスがあるのでは?   私は暇があるときに3日分の献立を考えて、材料も含めてメモをしておくよ。料理するときには、そのメモを見ながら使う材料を全部切っておき、時間がかかるものから煮たり焼いたりするよ。スキマ時間にサラダや小鉢のものを作る。だいたい40分で3〜4品作れるよ』

こちらのママさんは、献立を考えるときに材料までメモしておくとのこと。作りはじめるときにメモを見ながら行うと、考える時間を省けるとアドバイスしてくれています。このメモは、買い物のときにも役立ちそうですね!

『材料はカット野菜。冷凍食品とか焼くだけの肉とか、焼くだけの餃子とか買っておく』
『メイン、副菜3品、味噌汁だよ。でも副菜といっても、切るだけの漬物とか、週末の作り置きを出すだけとかも含めてだよ。これで30分〜45分』

こちらは買い物の段階で「切るだけ」「焼くだけ」など下準備済みの材料を買っておくというもの。その結果、料理する時間を減らせるようです。また週末の作り置きは、平日の忙しさをのりきる強い味方になりますね!

2歳のお子さんがいても料理をするには?

投稿者さんが「もうすぐ2歳になる下の子の相手をしながら料理する」と書いている点については、「小さい子がいるころは大変だよ」「無理しない」と労いつつ、「わが家の場合はこうしている」とアドバイスがありました。

『2歳児はおんぶして料理だね』
『うちも同じくらいの子どもがいる。夕ご飯を作るときにはYouTubeを見てもらっている。1時間で1汁4菜』
『私が料理しているあいだは、2歳児はテレビを見たり私のそばでおままごとでご飯作りしているよ』
『あと半年もしたら野菜をちぎってくれるし、ゆで卵の殻をむいてくれるよ。しかもその間は邪魔しないしね』

ママの余裕を生む“食事作りの保険”

筆者の子どもたちがまだ未就学児だったころ、やはり投稿者さんと同じく「子どもの相手をしながら短時間で夕ご飯を作るには?」と悩んだ時期がありました。子どもが小さいと、きょうだいケンカがはじまったりトイレトレーニングに失敗したり。さまざまなトラブルが起こり、いくらメニューを考えたり手順を工夫しても、思うように料理できないことが多々ありますよね。悩んでいた筆者を救ってくれたのは「食事作りの保険を用意したらいい」という、同じ部署で働く先輩ママからのアドバイスでした。

先輩の言う“保険”とは、電子レンジでチンするだけのレトルト食品や冷凍食品のこと。「子どもが小さいうちは予定通り進まないのが当たり前。ママが悪いわけじゃない。子どもが喜んで食べるものをストックしておくと、もしものときにチンして出せば、その夜はのりきれるし、自分もイライラしなくて済む」と教えてくれました。

手際よく料理できるように工夫していくことは、とても大切だと思います。でもお子さんが小さいうちは、買い物や料理にばかり時間を割けるわけではありません。毎日の工夫や努力をしても難しい場合は、無理に作ろうとしなくてもよいのではないでしょうか。今はレトルト食品も多様なメニューがあります。チンするだけの食品をストックしておけば気持ちに余裕がうまれ、子どもの相手も充分にできるかもしれません。夕ご飯の品数が足りないと焦りながら作るよりも、気持ちにゆとりができる分、楽しい食卓を家族で囲めるのではないでしょうか。

文・間宮陽子 編集・一ノ瀬奈津 イラスト・みとうさゆ

間宮陽子
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