クエン酸

疲労の原因となる乳酸の生成を抑制し、疲労を軽減してくれる効果があります。アンチエイジングや美肌を作る効果もあります。酢、レモン、梅干しに含まれます。
2. 水分補給をこまめにする
喉が渇く前にこまめに補給する
夏の水分補給のポイントは、喉が渇く前にこまめに補給することです。水分が不足すると、体の中に熱がこもり、体温調節能力も低下してしまいます。熱中症などに陥りやすくなるので、積極的に水分補給をしましょう。
水よりも経口補水液やミネラル豊富な麦茶などがおすすめです。また夏バテで弱った胃腸のためにも、できれば氷を入れずに常温以上の温度で飲むのがベストです。逆に夏の飲み物としておすすめできないのが、日本茶や紅茶、アイスコーヒーなどの利尿作用があるカフェイン入り飲料です。

カフェインは利尿作用があり、尿と汗で水分が体から抜けてしまいます。必要な水分が体に留まってくれないので、便秘の原因にもなります。水を1日あたり2リットルから3リットルを目安に補給していきましょう。
3. 入浴方法にもポイントがある
夏は暑いからといって、シャワーで済ませていませんか?入浴には様々な効果があると実証されています。その代表例が温熱作用による効果です。これは体が温まることによって血流が良くなり、体内の老廃物や疲労物質が除去され、凝りもほぐれ、疲れを取ってくれます。

入浴による水圧効果は、足に溜まった血液を心臓に押し戻すことによって、血液の循環が良くなり、体のむくみも取りやすくしてくれます。また「ヒートショックプロテイン」という熱によって増えるタンパク質もあり、夏でも湯船に浸かることが大切です。

週に2〜3回、40〜42度の熱めのお湯に10〜15分入浴するとヒートショックプロテインが増加するといわれています。ヒートショックプロテインが増えることで免疫力もアップして、夏風邪予防にも効果的です。
4. 良質な眠りを得るためには?
良い眠りを得るには「体温」が決め手になります。健康な人は睡眠時に体温と皮膚温度の差が縮まります。日中と睡眠前で体温と皮膚温度のメリハリをつけることがポイントです。

睡眠時の温度差をなくすために、1日を通してメリハリをつけることを意識しましょう。日中は体温を上げるためによく動く、入浴は睡眠の90分前など、意識することで良質な睡眠に導くことができます。
