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ズボラでもOK♡「家計簿いらずの貯まる仕組み」の作り方

節約・マネー

貯金ゼロで将来が不安...

貯まらんズボラ女子代表 ヒトミさん

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東京都在住の26歳、職業はアパレルデザイナー。住まいは、駅から徒歩6分、築14年の賃貸マンション。社会人になって4年目なのに、貯金は0円。「30歳までに結婚して、32歳までに出産したい!と思っていますが、このままでは結婚できるか不安です(汗)」とのこと。

今回マネー指導をしてくれるのは...

ファイナンシャルプランナー・花輪陽子先生

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メディアでも活躍する人気ファイナンシャル・プランナー。大学卒業後、外資系投資銀行に入社。OL時代は買い物好きでクレジットカードを使い放題、リボ払いの残債が200万円になったという元“貯まらん女子”。結婚後、リーマンショックのあおりで夫婦同時失業を経験。いざというときのお金の大切さに目覚め、猛勉強の末、ファイナンシャル・プランナーに転身。 2015年から生活の拠点をシンガポールに移し、セミナー講師など幅広く活躍。

花輪陽子先生 公式サイト

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これといった贅沢はしていないのに、なぜか貯まらない人、急な出費でいつも慌ててしまう人でも、1年間で100万円、ムリなく貯める方法を解説した一冊。毒舌うさぎ先生がときに厳しく、ときにやさしくアドバイス。漫画とイラスト入りでわかりやすく、お金オンチ女子にもおすすめです。

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まずはヒトミさんの家計簿を拝見!

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お弁当を作っているのに、 飲み会代がかさんで貯まりません

「ボーナスが出ないので手取り年収は約230万円。貯金額はゼロです...」というヒトミさん。「平日は、朝食はあまり食べず、ランチはお弁当、夕食は人と会う予定がなければ自炊、週2~3日は飲み会です。スマホ代は、家族分を一括して親に払ってもらっています。おしゃれ費はピラティスの月謝1万円、まつげエクステが月1回5000円。悩みは、飲み会代がかさむこと。友達や彼氏と、1回あたり3000~4000円くらいです。デートは基本割り勘で、彼氏には、『貯金できない』とは言っていますが、あまりお金の話はしていません」とのこと。

自分なりに節約しているつもりだけど...

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「服はDHOLICなどの韓国系通販サイトやZOZOTOWN、ユニクロ、店頭で見て気に入ったものがあったら買います。買い物に行くのはブランドにこだわりはありませんが、ルミネ系などファッションビルが多いです。旅行などまとまったお金が必要なときは、数か月前から少しずつ貯金をするか、クレジットカードを併用して捻出します。でも、あまり旅行は行っていないです…。節約を意識しているところは、お弁当とお茶持参で出勤してランチ代を浮かすことと、スタバなどカフェによく行っていたのをやめるようにしました。でも、毎月お給料を使い切ってしまっていて貯金ができず、将来が不安です...」(ヒトミさん)

花輪先生の感想

自分への「ごほうび出費」が多めなのが、貯まらない理由かも

「ヒトミさんの場合、月収に対して家賃が高めなのが、少し気になります。引越しを検討するか、更新時に家賃値下げ交渉をしてみるのも手です。水道光熱費、食費、日用品費など生活にかかるお金は抑えているので、ここは現状維持でOKです。削りどころはそれ以外の出費。ヒトミさんに限らず、働く女子は美容や趣味など自分へのごほうび出費が多くなりがち。収入に占めるごほうび出費の割合が大きくなるほど、家計が苦しくなって、貯金にまわせるお金がなくなります。少しでも貯金ができるように、家計を管理してみましょう」

「貯まらない家計」解決法はコレ!

STEP1:貯まる仕組みを作る

STEP2:「生活費」と「お楽しみ費」を分ける

STEP3:「お楽しみ費」を見直す

この3ステップを実行するだけで、家計簿をつけたり、チマチマ節約しなくても、みるみる貯まっていきます。収入の多い少ないに関係なく、ひとり暮らしの人み~んなに応用可。では、さっそく詳しく説明しましょう。

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STEP1:貯まる仕組みを作る

貯金は「先取り」が成功のもと

「お金が余ったら貯金しよう、という考えでは、いつまで経っても貯金0円から抜け出せません。お給料が入ったら先に貯金をすることが重要です。それには、給料日に「毎月決まった金額」を「積立預金口座」に入金する仕組みを作ります。給与振込口座がある金融機関で1回手続きするだけで、あとは勝手に貯まる仕組みになるので便利です。貯金分は“初めから無かったもの”として生活すれば、意外と大丈夫なものです」(花輪先生)

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「貯金額は、ひとり暮らしの場合、月収の5〜10%が目安。ヒトミさんの場合は、まずは約5%の1万円から初めてみましょう。
お金を貯める上で大事なことは、“貯めるお金”と“使うお金”を1つの口座に入れっぱなしにしないこと。給料日に貯金分を『貯金専用口座』に移して、“貯めるお金”と“使うお金”」を分けましょう」(花輪先生)

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