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すぐにマネできる!女医が実践する脚のむくみの正しいケア法

ライフスタイル

むくみの原因とは?

産婦人科医の丸田佳奈です。
今回は『むくみ』についてお話しします。

むくみは体内の水分によって引き起こされます。人間の体は水が無いと生きて行けません。
ですから、水は体全体に存在していますが、水がどこに多くたまってしまうかが問題となります。

血管とリンパ管の中にはそれぞれ血液とリンパ液が流れ、栄養や酸素や老廃物の運搬を行っています。血液とリンパ液には当然水分もたくさん。水が血管やリンパ管の中にとどまっているうちはむくみの原因になりませんが、そこから漏れてしまい、細胞と細胞の間にたまるとむくみになります。

これを改善させるには血管内から外に漏れ出る水分を少なくすること、血液やリンパ液の流れが滞らないようにして水分が漏れ出るのを防ぐことが重要です。

女性は筋肉量が少なく、足のポンプ機能が弱いので血液が滞りやすいです。これは冷えの原因でもあり、冷えから更にむくみやすくなるという悪循環に陥ります。ですから、運動は必須。特に意識して行うとよいのが、ヒラメ筋というふくらはぎの筋肉のトレーニングです。足を軽くそろえた状態で両足の指を目いっぱい広げ、その状態でつま先立ちします。かかとを上げたり下ろしたりを繰り返します。しゃがんだ状態で行ってもいいです。

続いては、丸田先生が実際に行っているむくみのケア法をご紹介します!

正しい脚のむくみのケア法

体がかたいこともむくみの原因になるので、下半身のストレッチを定期的に行います。
仰向けに寝てヒザを伸ばしたまま足を真上や左右にストレッチすると血液が戻りやすく、より効果的です。

立ち姿勢でも座り姿勢でも、同じ体勢をとることは血液の流れを悪くするので、意識して「動く休憩」をとるようにします。末端やヒザの裏、足のつけ根を締めつけるスキニーパンツやブーツ、パンプスはむくみを悪化させるので、私は必要時のみ履き替えるようにしています。

お風呂は必ず浴槽に浸かります。温度は熱すぎないくらいに。長風呂は脱水になり、体が逆に水分を溜めこもうとするので、10~20分でしっかりと温まるくらいにします。

むくみが気になると水分を控えたくなりますが、水分は多めにとります。むくみの原因は水分の摂取量ではなく、血管外にたまる水分の量です。塩分を控えめに、たんぱく質を多くとることも心がけています。例えば、鍋などのつけだれは、ダイエットの観点から見るとゴマよりも醤油ベースのものを選びがちですが、むくみの点からはゴマがおすすめです。

利尿作用のあるカフェインが含まれた飲みものを1日3杯くらい飲むようにしています。また、お酢もむくみを改善する効果があるのでお酢ドリンクも愛用しています。

着圧ソックスは注意が必要です。足を動かさない状態で長時間はくことは足先を締めつけて冷えの原因になり、逆効果となる場合があります。足の指を隠さない長さのものを選び、足をあまり動さないときはこまめに脱ぐ時間をつくって、足の血流を体の中心に戻すことを意識しています。

マッサージをよく行うようにし、入浴後はむくみを改善させる効果のあるグレープフルーツやゼラニウムの精油が含まれたオイルで、血液やリンパ液を体の中心に戻すように意識して脚全体をマッサージします。

むくみは予防が大切です。冷え対策や運動などで血流を改善させ、生活習慣でむくみにくい体を手に入れましょう。

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