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[3/22〜3/28の運勢]3月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

カルチャー

「魔事なくて納経すみし花の昼」(名和三幹竹)の「魔事」とは仏教語で、悪魔の行う事がらのことで、仏道の妨げになることやもの。「納経」は経文を写して寺社に納めること。掲句の場合は、縁ある人の遺骨を墓所に納めて、供養のための誦経をすませたことを指しているようです。

つまり、親しかった人が今年の花を楽しめなかったことを悲しみつつも、その死に際して、僧としてできる限りのことを尽くしたことに満足しているのでしょう。桜の花が満開の昼。作者は僧として、まさにその「花」に魔を感じ取ってもいる訳ですが、これは昔から桜の花が咲く頃には、悪霊が跳梁すると言われていたことも関係しているように思います。

いずれにせよ、作者のように魔をしりぞけるには「誰かのため」に動くことこそが最も肝要なのかも知れません。あなたもまた、普段は遠ざけようとしているしがらみを、むしろ積極的に肯定していく中で見えてくるものがあるはず。

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今週のやぎ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

ころころと、どこまでも

今週のやぎ座は、これはと感じたものの実体に直接触れていこうとするような星回り。

原朔太郎の「春の実体」という詩は、良くも悪くも詩歌にあらわされてきた伝統的な桜のイメージを一変させてしまった作品の筆頭と言えます。

さながら印象派の画家スーラの光に満ちた点描画のようですが、その実体が「虫けらの卵」であるという触覚的な描写にこそ、朔太郎の独創があるのではないでしょうか。

詩の末尾の「よくよく指のさきでつついてみたまへ、/春といふものの実体がおよそこのへんにある」という一節などは、そのまま今週のやぎ座の人たちへの呼びかけのようにも感じられます。あなたもまた、ただ見ているだけではなく、直接触れたり、働きかけていくことを大切にしていきたいところです。

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今週のみずがめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

花いろいろ

今週のみずがめ座は、可憐と豪放のあいだに立ってぶらぶらと歩いていくような星回り。

「鼻紙の間(あい)にしほるゝすみれかな」(斯波園女)は、一読してすぐに、何とも可愛らしい印象を与えてくれる句。野辺のすみれの花を大事に挟んでおいたのだ、鼻紙のあいだに。そのこと事態を忘れていて、何かの表紙に鼻紙の存在に気付いて、そっと開いてみると、すっかり萎れている。

少年少女だった自分をどこか置き去りにして生きている大人たちを詠んだようであり、逆にいつまで経っても若かりし頃の残滓を捨てきれない人間のサガを詠んでいるようでもある。作者は江戸時代前期の女流俳人で、芭蕉の門下。いかにも女性らしい可憐な人であったかと言うと、どうもむしろ豪放な人柄だったそうです。

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