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もちもち「寝かせ玄米」の作り方とは?土鍋や圧力鍋でも炊ける

レシピ

「玄米はボソボソして食べにくい」という固定概念をくつがえす“寝かせ玄米”。もちもちしてとっても食べやすいんです!今回は、作り方やおいしく仕上げるコツのほか、炊飯器だけでなく土鍋や圧力鍋を使う方法もご紹介します♪

エマ

もちもちで絶品!「寝かせ玄米」とは?

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寝かせ玄米とは、玄米に小豆と塩を混ぜて炊き、そのまま3日から4日保温しておくことでできあがるごはんのことです。酵素玄米、玄米酵素ごはん、発酵玄米などとも呼ばれますが、すべて同じものを指します。

パサパサ・ボソボソしがちな玄米ですが、寝かせることでもちもちの食感になり、うまみがギュッと引き立ってくれるのです!一緒に小豆を入れることで甘みも出ますし、アクセントにもなってくれ、食べごたえもたっぷり。

お赤飯を濃くしたようなピンクみのある色合いで、見た目にもかわいいのが特徴です♪

寝かせ玄米の作り方

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寝かせ玄米は作るのに時間がかかるので、一見難しいと感じる方もいるかもしれません。しかし、数日間寝かせるだけでOKなので覚えてしまえば簡単にできます!ただし長く置きすぎても衛生的にリスクが出てくる場合もあるので、1週間以内には食べ切るように心がけた方がいいかと思います。

材料(8人分弱)

玄米……4合
小豆……50g
天日塩……5g
水……1,200cc前後

作り方

1. 玄米と小豆を数回洗い、ざるにあげます
2. ボウルに玄米と小豆、水を分量分入れ、泡立て器で数分間かき回します
3. そのまま1時間からひと晩ほど水に浸けておきます(夏場は冷蔵庫へ)
4. 塩を加え、炊飯釜へ入れて「玄米モード」で炊きます
(玄米モードがない場合は水を50cc多く入れて普通に炊いてください)
5. 炊きあがったら40から50分ほど蒸らし、全体的に混ぜたら保温モードにします
6. 1日に1回、上下を返すように混ぜ、3から4日目から食べられます!

おいしく作るポイント

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roomclip.jp

浸水をしっかりと

玄米は白米と比べて吸水率がとても悪いので、長く水に浸けておくことが大切です。1時間ほどでも大丈夫ですが、ひと晩くらい置いておくと十分に吸水するかと思います。特に気温の低い冬は長めに浸水させてください。

熟成期間と味わい

炊き上がってすぐはまだボソボソ感が残っていますが、2日目には少しやわらかくなってきます。3日目になると色もだいぶ濃くなり、もちもち感が出てもち米のような食感に!

うまみも格段にアップし、存在感のあるごはんになります。衛生面やおいしさを考えて、炊き始めて3日から7日ほどで食べ切るようにしましょう。

保存方法

何日もあたたかい状態で寝かせておくので、炊飯器の中でごはんが傷んでしまわないか不安になる方もいると思います。

寝かせ玄米を作る際、ある程度温度が高いと傷みにくく、むしろ温度が一定以下に下がることで雑菌が繁殖してしまうと言われています。玄米を寝かせているあいだは、保温スイッチを切らないようにしてください。

また、食べ切るのに7日以上かかる場合は、ラップに包んで冷凍保存がおすすめです!

2から4合炊きの場合!材料と分量の早見表

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寝かせ玄米を作るときの分量は、家庭によってまちまちです。炊飯器だと2から3合、多くて4合で炊く場合が多いようですね。それより多く作りたい場合は、圧力鍋などを使うのがおすすめ!

また、レシピには4合で書いてあるけど、2合や3合で炊きたい!という方のために、玄米の量ごとに各材料の分量も合わせてまとめてみました♪ 玄米1合につき、小豆10から15g、塩1g強、水は玄米の1.5倍くらいを目安にするといいでしょう。

2合

玄米……2合
小豆……30g
天然塩……3g
水……600cc

3合

玄米……3合
小豆……40g
天然塩……4g
水……900cc

4合

玄米……4合
小豆……50g
天然塩……5g
水……1,200cc

土鍋・圧力鍋など、炊飯器以外で作る方法も!

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普通の鍋でも、寝かせ玄米が作れちゃいます!強火にかけて激しく沸騰したら、弱火にして40分ほど火にかけ、火を止めたら10分蒸らしてください。蒸気がたくさん出てしまわないよう、重たいフタをしておくのがポイントです。

厚手のホーロー鍋なら問題ありませんが、普通の鍋の場合は、フタに布巾をかけておくと密封性が高まり上手に炊けやすくなります。

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