
リビングダイニングは、家でいちばん“吹きだまり=ごちゃついている一角”ができやすい場所。だからこそ、吹きだまりさえなんとかすれば、全体が見違えるほどすっきり! 整理収納コンサルタントの本多さおりさんに攻略法を教わりました。

キッチンカウンターの隅っこ
キッチンカウンターに吹きだまるものといえば、DM(ダイレクトメール)、郵便物、子どものプリント、コップ、布巾、ハンドクリームなど。ついついポイッと置きがちなものばかりですが、ポイッが積もるとドッカリ&ゴチャゴチャに。「それぞれの収納場所を動線上につくることでスッキリしますよ」と本多さん。

【必要なDMや書類はテーブル近くの収納内に“いったん置く場所”をつくる】
DMや書類は箱にまとめ、テーブル近くの収納に一時避難。「“いったん置く場所”があると気分的にもラクで、吹きだまりも最小限。時々箱の中身を整理します」。
【吹きだまらないための帰宅後4STEP】

●STEP1 バッグの中身を隅っこの収納に移す
帰宅したら、バッグの中身すべてをダイニングの隅につるした小物入れに移す。こうしておけば、“どのバッグに入れたっけ?”も“小物をテーブルに出しっ放し”も防げる。

●STEP2 バッグ自体をフックに掛ける
テーブルやいすについ置きがちなバッグ。バッグの中身入れの近くにバッグ自体を掛けるフックをつけておけば、考えなくてもさっと体が動いて定位置をキープしやすい。

●STEP3 アクセサリーを小引き出しに戻す
アクセサリーは帰ったらすぐ外すと決め、ダイニングで外したらすぐに小引き出しにしまって。この動作を習慣づければ「あのアクセサリーが見当たらない!」問題も解決。

●STEP4 DMはすぐ開封。必要なものだけ保管