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トイレ男女マークがリアルだったら…体感できる『デザインあ展』潜入!

夏休みシーズンもいよいよ終盤、この時期オススメのお出かけスポットは日本科学未来館で開かれている企画展『デザインあ展 in TOKYO』。見るだけでなく、ワイワイ楽しめる体感型展示もあります!

デザインを体感!

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【女子的アートナビ】vol. 120

デザインと聞いて何をイメージしますか? 女子にとって身近なのはファッションデザインやインテリアデザインなどですが、実は身の回りにはさまざまなデザインがあふれています。そんなデザインについての考え方を映像で楽しく学べるNHK Eテレの人気番組『デザインあ』のコンセプトを体感できるのが今回の展覧会。

「みる」、「考える」、「つくる」ことが生み出す豊かさを感じ取り、感性や想像力を磨ける場としてあらゆる世代で楽しめる展示になっています。

展示室に入ってみます!

広~い展示室内はABCの3つのエリアに分かれています。まずはA「観察のへや」からスタート。身の回りに存在するモノ・コトから「お弁当」「マーク」「容器」「からだ」「なまえ」の5つがテーマに選ばれています。

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お弁当といえばたまご。《たまごの変身》(パーフェクトロン)は、調理のやりかたでたまごの形がさまざまに変化していく様子を作品にしています。

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こちらの展示は《抽象度のオブジェ》(岡崎智弘+スタンド・ストーンズ)。この見慣れたトイレマークが、もしリアルな男女の姿をしていたら……

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かなり違和感があります。こんな人物マークがトイレの扉に示されていたら非常に使いづらいです。

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このレベルでもイヤ……。抽象化されシンプルなマークになっているから、「誰でも使っていい」と感じられるんですね。デザインのおかげで使いやすくなっているモノやコト、気づいていないだけで、ほかにもたくさんありそうです。

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こちらも遊べる作品《名は顔をあらわす》(大日本タイポ組合+奥田透也)。自分の名前を入力すると、文字で顔をつくってくれます。似てる? 似てない? とワイワイ盛り上がること間違いなし!

「体感のへや」へ

続いては、「体感のへや」へ。ここでは、四方の壁面いっぱいに映し出された映像を音楽と一緒に楽しめます。

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この映像は、《「あ」のテーマ》(中村勇吾/音楽:小山田圭吾)。「あ」という文字がさまざまに変化していきます。360度「あ」の世界になり、音楽も映像も超クールです!

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こちらは《ガマンぎりぎりライン》(柴田大平/合唱制作:福島康晴)。掃除機がゴミを吸い取るまでのところを段階的に映像化し、別の壁には場を盛り上げる曲を歌うコーラス隊が映し出されています。この映像空間のおもしろさは写真では伝えきれません。全部で4タイプの映像作品が出てくるので、ぜひ現地で体感してみてください。

最後は「概念のへや」

ちょっと難しそうなタイトルですが、ここでは「くうかん」「じかん」「しくみ」の3つがテーマになっています。

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まずは「じかん」の展示室。じかんという概念をデザインの視点で体感できる空間で、時の流れを映像アニメーションで見たり、じかんを表現するさまざまな形を観察することができます。

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こちらは「くうかん」を表す作品のひとつ、《ト~~イレ》(plaplax+齋藤雄介)。別の角度から写真を撮ると……

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