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“魔窟”化しがちな洗面台の下を使いやすい収納に!3STEP攻略法

レシピ
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“魔窟”…それは「とりあえずしまっておけば」と、無造作にものが詰め込まれた収納場所。扉があるのでふだんは忘れがちですが、あけるたび「いつかやらなきゃ…」と気が重くなっているはず。たとえば、洗面台の下もそのひとつ。整理収納コンサルタントの金内朋子さんに、攻略法を教えてもらいました!

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洗面台の下は、こうして魔窟化する

掃除道具、お風呂で使うもの、洗濯で使うもの……など、入れるものが多く、雑然としやすい場所。洗剤類は容器の形もさまざまで、積み上げてしまうことも。そのプロセスを追ってみると――

キッチン用以外の洗剤はすべてここに突っ込む→買いだめしたものが下に置けず上に載せる→ストックが把握できなくなり、またダブり買い…→こうなったら魔窟!

使いづらくなったら、整理のタイミング

「要・不要を考えず、ルールもなくものを突っ込んでいると、収納は魔窟化します」と話すのは、整理収納コンサルタントの金内さん。また、ものは時間がたつにつれて価値が変化していくので、定期的に見直すことも大事だといいます。

「洗面台下の収納や食品棚、シンク下の引き出しなどは魔窟化しやすい場所ですが、いずれもスペースがコンパクトなので、実は整理しやすいんです。片づけが苦手な人でも簡単な 3ステップを実践すれば、すぐに使いやすくなりますよ」。今回は魔窟を抱えている『レタスクラブ』読者宅で、金内さん直伝の攻略法を教えてもらいました!

3STEPでできる攻略ポイント

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【STEP1】 全部出して、住居用、顔&体用、衣類用に分ける

「ここにはこの 3用途のものを入れる人が多いので、まずは全部出して 3つに分けましょう。特に洗剤を分けると『衣類用洗剤のストックが多い』など自分の買いグセが分かり、むだ買いが減ります」。このとき不要なものは省いて。

【STEP2】カゴ 1個でエリア分け

収納の洗濯機側に衣類用、リビング側に住居用、扉を開いてすぐに取れる中央に顔&体用の洗剤とグッズを収納。「全部カゴ入れると、収納スペースが減るのでまん中に1個でOK。仕切り代わりに使いましょう」。

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●ラベリングしておけば交ざらない

「ラベルを貼っておくことで、分けて入れる意識が長続きし、散らかりを防止してくれます。自分はもちろん、一緒に使う家族も一目で分かるのでおすすめ」

【STEP3】 背の順に並べる

背の順に立てて並べ、その上にはものを置かないのがベスト。「空間があるとつい詰めたくなりますが、これくらい空いているとグンと取り出しやすくなります」。ものが多く、納まらない場合は、コの字ラックを使っても OK。

あらま! あんなに魔窟化していたスペースが、1、2、3のステップで使いやすくすっきり!! コンパクトなスペースだから、即できて、効果が実感できるのもうれしいですね。ぜひ、トライしてみて。

撮影=三佐和隆士 編集協力=鈴出智里

教えてくれたのは:金内朋子さん

整理収納コンサルタント、「ヘヤコト」主宰。自身の片づけられなかった経験を生かし、収納グッズに頼らず、無理なくキレイが続く片づけを提案。著書に『散らかし屋さんが片づけたくなる部屋のつくり方』(ワニブックス)がある。

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