「恋の賞味期限は3年」とはよく言ったもの。付き合い始めはお互いに新鮮な気持ちを保てていたけれど、何年も一緒にいると相手が隣にいるのが当たり前になり、マンネリムードに突入します。むしろそれが自然な流れとも言えますが、なかには10年経っても新鮮さを失わないカップルも少数派ながらに存在します。そのようなラブラブを維持できるカップルは、いったい何が違うのでしょうか?今回は、マンネリを感じさせない女性の大きな特徴をご紹介します。
反応がいつまでも新鮮
【リアルな夫婦生活】vol. 89
恋愛関係が3年以上続いた経験のある方なら、一度はマンネリ関係を経験したことがあるのではないでしょうか。でも、仕方ありませんよね。いつも同じ相手と変わりばえないデートに、変わりばえのない対応。こう言ってはなんですが、結末を知っている映画をなんども観るような “見飽きた感” を感じることがあります。
でも、それを「恋愛ってそういうもの」と流れに身を任せるままでは、いつかこの関係が退屈なものばかりになってしまいます。二人が夫婦という婚姻関係を結んでいるならまだしも、マンネリだとわかっていながら恋人関係を続けていくのはあまり気持ちのよいものではありませんよね。
それを打開する、もしくはマンネリが起こる前の予防策としてこちら側ができる施策としては、「新鮮な反応を忘れないこと」なのです。いつもと同じデートでも「今日はこんな発見ができたね!」と新しい発見を積極的に見つけたり、どんなに小さなことでも彼があなたのために何かをしてくれたら「すごく嬉しい! ありがとう!」とにっこり笑顔でお礼を言いましょう。
何年経っても、いつも一緒にいる時間を楽しそうにしてくれる女性に男性は喜びを覚えます。あなたの気持ちに応えるように彼も、彼女を喜ばせようとさらに頑張ってくれるかもしれませんね。
彼の知らない世界がある
さらにもうひとつ、マンネリを感じさせない女性のポイントとして重要なのが、彼の知らない世界を持っていることです。彼の知らない世界というのは、単純にあなたの仕事のことでも良いですが、できればそれ以外のコミュニティも持っておくと良いですね。
私が過去にお付き合いした男性も、趣味と言えるものがなく仕事と家の行き来をするような生活を送っていました。付き合いたてはそれでも楽しいでのすが、慣れてくると彼の生活・行動パターンが全てが見えてしまい、マンネリ関係は早い段階で訪れていたと記憶しています。
相手の知らない世界を無理に作る必要はありませんが、できれば仕事以外にも趣味と言えるものを持って、恋人が介入できない自分だけの世界を持っておくと良さそうです。100%なんでも知っている間柄より、80%くらいしか知らない関係のほうがお互いにとってちょうど良い距離感なのではないでしょうか。
いなくなるかもしれない危機感
恋愛は相手に執着すればするほど、相手は二人の関係に安心しきってしまってマンネリになったり最悪の場合、都合のイイ女扱いにしてくることもあります。惚れたもの負けではありませんが、やはりどちらが相手にどれだけ執着しているかで、互いの優劣が決まってしまうのは人間の性なのでしょうか。
反対に相手に「彼女は、万が一俺がいなくても、何だかんだで幸せそうに生きていくんだろうな」と思われると相手は逆に失いたくない気持ちが強くなる傾向があります。いわゆる絶対になくならないものへの安心感より、もしかしたらいなくなってしまうかもしれないという危機感を感じるほうが失わないために大切に扱おうとするのかもしれません。
ですが、本当は相手にものすごく執着しているのに、表面上で「 別にあなたなんかいなくなっても大丈夫」と言ってしまうと、その本心を見透かされたり、逆に「あっそう」と身を引かれてしまうので、無理に違う自分を演じようとしないでくださいね。先の話と重なりますが、彼がいなくてもアナタはアナタの時間を楽しく過ごせる姿を見せるだけで良いのです。
あえて語らずとも、その姿勢が彼にある種の危機感を煽らせることにもなります。
あなたの神秘性が彼を引きつける
恋人関係も長く続くほどに互いの人柄を深く理解し、二人の存在が当たり前にいるものと錯覚していきます。それが深い信頼と絆を生むいっぽう、反比例するようになくなっていくのが恋愛特有のトキメキ・刺激・ドキドキ感。
いずれトキメキが薄くなってしまうのも仕方ないとしても、適度に相手の恋心を刺激していける新鮮さのある間柄でいたいものですよね。そのキーポイントとなるのが、彼がまだ知らないあなたの神秘性を高めることと、いつまでも恋愛当初の楽しさを忘れない反応です。こんなものか……と終わらせずに、ぜひできる対策から始めてみてくださいね。